県の第2次行革プランで発表された県立尼崎病院(尼崎市東大物町1)と県立塚口病院(同市南塚口町6)の統合について考える勉強会を市民オンブズ尼崎(梅澤康弘・代表世話人)が6日、尼崎市東難波町4の労働福祉会館で開いた。
行革プランでは、尼崎病院の隣に病棟を新設し、塚口病院の周産期医療部門を移設する。統合後に周産期医療をどう強化するかや、塚口病院の跡地利用法などを、地元関係者も加わる外部委員会で議論することにしている。
勉強会では、県病院局企画課の中島功次課長らが、塚口病院の老朽化や麻酔医などの不足を統合の理由として説明。参加者からは「外部委員会の委員はどのように決まるのか」「塚口病院がなくなった場合、身近な病院をどう確保するのか」などの質問が相次いだ。【幸長由子】
〔阪神版〕
毎日新聞 2008年9月7日 地方版