■ちびたりあと神聖ローマとフランスと■

かのローマ帝国に憧れ、自らを「神聖ローマ帝国」と
名のちゃってたローマ帝国でしたが
神聖ローマ帝国はローマにありませんでした。
そんな神聖ローマ帝国はちょくちょくイタリアに行っては
「一緒にならへんか?」脅し(笑)をかけていたようです。
夢はイタリアとゲルマン民族による神聖ローマ合同王国。

それを苦々しく思ってたフランス・スペインは
ちょくちょく神聖ローマに「イタリアにちょっかい出すのやめれ」
コールを送っていたようです。
まあ、そんなの聞く神聖ローマじゃありませんけどね。


■イタリアがいじめられっこになるまで■

ローマがなくなったあとイタリアは小さな国の集まりでした。

当時のイタリアには何でもありました。
肥沃な大地、温暖ですごしやすい気候
素晴らしい文化、歴史、芸術、宗教…と
とっても魅力的な国だったのです。


でも弱かった。
この時代から弱かった。


他の国からしたらこんなに素晴らしい獲物はなく
フランスの突入を皮切りに他の強国たちが
こぞって海から陸からイタリアをむしりとり始めたのでした。