青森県内の女子高校生にわいせつな行為をしたとして、青森署は6日、県警察学校に在籍する男性巡査(19)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕した。県警による「サイバーパトロール」が摘発のきっかけだった。
青森署によると、巡査は5月31日、携帯電話の出会い系サイトを通じて知り合った女子高校生が18歳未満と知りながら、現金を渡す約束をして青森市内のホテルでわいせつな行為をした疑いがあるという。「違法なことは知っていた。大変ご迷惑をかけた」と容疑を認めているという。
県警によると、犯行当日は土曜日で非番だった。寮生活の警察学校では、平日の外出や携帯電話の使用が禁じられているが、当日は外泊届を出しており、女子高校生とは初対面だったという。
県警少年課が出会い系サイトを8月下旬、監視していて、女子高生とやりとりしている人物がいることを発見。これを端緒に捜査を進め、この巡査だったことを突き止めた。