ダイエットしたい時の朝食や、色々なチーズを楽しみたい時などに、
よくクラコットを食べていましたが、
三笠フーズが、猛毒米を食用にしていたニュースを知り、
もう二度とクラコットは食べたくないゾー!!と、憤っていたら…
クラコットは「ヅ」の三笠フーヅで、
「ズ」の三笠フーズとは違う…?みたいですね。
まだはっきりしませんが、
亀田製菓などお煎餅会社は、この件に対して安全宣言をしているのですから、
関係ナイなら、三笠フーヅは、安全宣言をして欲しいです。
そうでないと、怖くてクラコットを食べられません。
それにしても、
三笠フーズのしたことは、船場吉兆よりも極悪非道。
儲けるためなら、ここまでヤルか?
信じられません。。。
食物加工会社なのに、
食用禁忌となったChina産の事故米を、
工業用のりに使用する。と嘘(!)を吐いてわざわざ購入し、
お煎餅や和菓子用の米粉(!!)として転売していたのです。
こんなの不特定多数を標的にした食品テロじゃないですか(怒)。
それだけではありません。
発がん性のあるカビ毒アフラトキシン(!!!)が含まれた
食用絶対禁忌のベトナム産米を、
猛毒と知った上で購入し、
焼酎用(!!)に転売していました。
因みに、
カビ毒アフラトキシンは、世界最強の天然の発がん性物質(!!!!)です。
加熱処理をしても、毒性は消えません。
農林水産省は、「健康の影響はない」なんて言ってますが、
それは急性中毒症状がナイというだけ。
将来、癌が発症する怖れは、充分すぎるほどあるのです。
↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%88%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%B3
メディアは、自民党の総裁選挙ばかり報道していますが、
工業用の猛毒米で儲けていた三笠フーズの非道ぶりは、
今までの食品偽装とは、レベルが異なる悪辣な犯罪行為です。
汚染されている怖れのある食品が具体的に何なのか?も含め、
もっと追及して欲しいです。
2008年9月6日 朝刊
農林水産省は五日、カビや残留農薬の検出を理由に政府が非食用として販売し
た「事故米」を購入し焼酎原料など食用に転売していたとして、大阪市の精米
業者、三笠フーズ(冬木三男社長)に対し、転売した事故米や加工品の回収を
指示したと発表した。米は中国などからミニマムアクセス(最低輸入量)米と
して政府が輸入していた。同省は三笠フーズを食品衛生法違反容疑で大阪府警
と福岡県警に刑事告発する方針だ。
中国産ギョーザ中毒事件の原因物質となった殺虫剤メタミドホスや、発がん性
のあるカビ毒アフラトキシンが検出された汚染米が含まれており、少なくとも
約三百トンが流通したとみられる。加工時に除去するなどしており、同省は
「健康上の影響はない」としているが、詳しい流通経路は分かっておらず解明
を急いでいる。
農水省によると、三笠フーズは二〇〇四年から今年にかけて、保管中にカビが
発生したり、基準を上回る残留農薬が検出されたため、政府がのりなど工業用
原料として売り出した中国、米国産などの事故米計千七百七十九トンを購入。
このうちメタミドホスが検出された中国産もち米八百トンについて、五百五ト
ンは福岡県内の同社工場などに保管されていたが、残りは九州、近畿地方の仲
介業者や米穀店など少なくとも十二社以上に転売されたという。せんべいや米
菓などに使われていたとみられ、九州や西日本で流通していた可能性がある。
さらにアフラトキシンが検出されたベトナム産うるち米三・三トンについて、
同社は一部を鹿児島二社、熊本一社の焼酎業者に転売。大阪の米穀会社などを
経由して別の鹿児島の焼酎業者一社にも流れていた。
八月下旬に二回、福岡農政事務所に「三笠フーズが米を横流ししている」とい
う情報提供があり、二十八日に同省が立ち入り調査。冬木社長は当初否定した
が、横流しを裏付ける帳簿が見つかり、今月四日に食用への転売を認めたとい
う。同省によると、三笠フーズは二重帳簿で不正隠しを行っていたという。
<メモ>
三笠フーズ 1977年設立。大阪市北区に本社を置き、資本金は1千万円。
信用調査会社によると、米穀卸会社「辰之巳」(大阪市)とグループ経営を行
っており、同社のほか醸造メーカー、すしチェーンなどが主要な取引先。大阪
市内で天丼店「みかさ」など外食事業も展開する。2006年4月期の売上高
は約15億円。
野菜などでアブラムシなどの駆除に使われる有機リン系の殺虫剤で、毒性が強
いため日本では使用が禁止されている。人が経口摂取すると下痢、嘔吐(おう
と)などの症状を起こし、致死量は体重50キロの成人で1・5グラム程度と
される。
アフラトキシン
カビ毒の一種。最も強い天然の発がん性物質といわれ、B1など複数の種類が
ある。人に対する急性中毒の例では70年代にインドで100人以上が肝炎の
ため死亡した事件や、ケニアでの急性中毒事件などがある。加熱処理しても毒
性は消えない。
(2008年9月6日
「事故米」を食用として転売していた「三笠フーズ」の九州工場(5日午後5
時17分、福岡県筑前町で、本社ヘリから)=中司雅信撮影 大阪市北区の米
穀加工販売会社「三笠フーズ」が、基準値を超える残留農薬が検出されたり、
カビが生えたりしているため、工業用の使用に限定された「事故米」を、食用
と偽って転売していたことが分かった。5日、農林水産省が発表した。
現時点では健康被害は確認されていないが、同社の九州工場がある福岡県は同
日、食品衛生法(有害食品などの販売)に基づき、転売したコメやその加工品
の回収を命じた。
同省では同法違反容疑で大阪府警、福岡県警に同社を告発する方針。
農水省の調査に対し、冬木三男社長は「私の指示でやらせました」と認めているという。
同省によると、同社は2003~08年度、工業用ののりの製造などに使うと
して政府から事故米計約1779トンを購入。このうち、発がん性のあるカビ
毒「アフラトキシン」が検出されていた9トンのうち計約3トンを鹿児島、熊
本両県の焼酎会社4社に転売していた。
また、有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が暫定基準値(0・01ppm)の
5倍(0・05ppm)検出された中国産のモチ米計約800トンのうち、約
295トン分が転売され、菓子の原料の米粉などとして利用された疑いがある
という。
同省によると、同社では二重帳簿の作成や記録の偽造が行われており、会社ぐ
るみで不正の発覚を防ごうとしていた可能性もあるという。
三笠フーズ株式会社による非食用の事故米穀の不正規流通米に関する自主回収について
(農林水産省) 2008年9月5日(金曜日)
農林水産省は5日、「非食用の事故米穀の不正規流通米の回収について」を発表
した。
それによると、近畿農政局及び九州農政局は、三笠フーズ株式会社(所在地:
大阪市北区梅田1丁目1番3-B200号、工場:福岡県朝倉郡筑前町原地蔵2192番地
1)に対し、平成20年8月28日から非食用として売却した事故米穀の処理状況に
ついて立入調査等を実施したところ、同社が事故米穀を食用に転売していたこ
とを確認した。
そのため農林水産省では、同社に対し、転売した非食用事故米穀及びその加工
品について回収を要請。それを受け、同社が自主回収することとなった。
なお、農水省が同社に売却した事故米穀は、平成15年度から平成20年度の間で
計1,778,987.4㎏(内アフラトキシンB1検出:9,525.6㎏ メタミドホス検出:
799,920.0㎏)となっている。
※《参考》
事故米穀とは、保管中にかびの発生、水濡れ等の被害を受けたもの、又は基準
値を超える残留農薬等が検出されたものであり、用途を限定して売却するもの
ことを示すものである。
お詫び:記事で農水省が同社に売却した数量を「転売した数量」と記していま
した。お詫びの上訂正いたします(2008/09/05 17:00)
by はり王子
民主党のネクスト法務大臣・平…