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【社会】

虐待容疑で18歳父親を逮捕 生後2カ月の長女重傷

2008年9月6日 00時20分

 広島西署は5日、生後2カ月の長女を虐待し頭の骨を折る重傷を負わせたとして、傷害の疑いで広島市佐伯区の無職少年(18)を逮捕した。「泣きやまないことに腹が立ってやった」と話している。

 長女のほおやまぶた、背中に打撲や内出血のあとがあり、右腕にはかんだような傷があった。同署は以前にも虐待を受けていた可能性もあるとみて、少年や妻(18)から詳しく事情を聴く方針。

 調べでは、少年は4日午後9時20分ごろから5日午前5時半ごろまで、自宅で長女を平手で殴るなどし、頭蓋(ずがい)骨骨折の重傷を負わせた疑い。長女は入院中だが、命に別条はないという。

 午前5時半ごろ、仕事から帰宅した妻が異常に気付いた。午前11時ごろ、小児科医院に連れて行き、その後転院した広島県廿日市市の病院の医師が警察に通報した。

(共同)
 

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