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<大相撲大麻疑惑>2力士陽性 北の湖理事長は「雲隠れ」

9月6日22時4分配信 毎日新聞


<大相撲大麻疑惑>2力士陽性 北の湖理事長は「雲隠れ」

報道陣が大勢詰め掛け、警察官が玄関前を警備する北の湖部屋=東京都江東区清澄で2008年9月6日午後6時25分、川田雅浩撮影

 露鵬、白露山の大麻使用疑惑で、精密検査でも「陽性反応」だったことが分かった6日、白露山の師匠でもある北の湖・日本相撲協会理事長は公の場に姿を現さず、協会としての公式発表は一切ないままに終わった。

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 一方、露鵬と師匠の大嶽親方(元関脇・貴闘力)は6日正午過ぎから、塩谷安男弁護士を伴い、大嶽部屋(東京都江東区)の玄関前にイスと長机を並べて会見。露鵬は、陽性との検査結果にも「絶対に信用できない」と改めて疑惑を全面否定。塩谷弁護士は尿の採取手続きを「公明性に欠ける。(採尿する紙コップに)先入観のないよう、最初は氏名が分からないようにして検査する必要がある。今回は、そうではなかった」などと主張した。

 露鵬らは会見後、相撲協会を訪れ、B検体での再検査を要望した。だが、白露山側は師匠の北の湖理事長が「雲隠れ」したため、今後の手続きが不透明なままになっている。ある協会幹部は「理事長は『部屋の前が記者でいっぱいで、外に出られない』とのことらしいが、困っている」と本音を漏らした。

 また、6日午後には協会役員を除く親方で組織する年寄会が異例の総会を両国国技館内で開催。約80人が参加した。一連の大麻騒動への意見を集約し、「早急に理事会を開き、その内容も報告してほしい」との要望をまとめ、年寄会会長の朝日山親方(元大関・大受)が口頭で協会執行部に伝えた。これを受けて協会は、8日に理事会のほか、年寄全員による評議員会(総会)を開くことを決めたが、親方衆の間には北の湖理事長への不満がくすぶっており、行方が注目される。【堤浩一郎、鈴木英世】

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最終更新:9月6日23時25分

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