4日、貴州省で8月に発生した男児の死体遺棄事件。死体には鋭利な刃物で切りそれを縫合した跡があり、これを見た市民の間から「子供の内臓が摘出された」との噂が…。写真は街で遊ぶ中国の子ども。

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子供の死体から臓器摘出!?市民に広がる「組織犯罪」の噂―貴州省安順市
2008年9月4日、貴州省のニュースサイト「金黔在線」は8月18日に同省安順市で発生した男児の死体遺棄事件で、市民の間に広がる噂を公安局が否定したと報じた。

8月18日早朝、安順市南華路にある家電店の入り口付近に医療用の青いシーツにくるまれた小さな死体が放置されているのが、通行人によって発見された。死体は男児で推定年齢8〜10歳。左頚部と腹部に切開と縫合の跡が見られたため、目撃した市民からは「この子供は内臓を取り出されたのでは?」との声が。

数日後、市内では「南華路で発見された子供の死体は、臓器売買グループの仕業」という噂が広まった。ほかにも「すでに市内のあちこちで、内臓を摘出された子供の死体が発見されている」といったものや「犯罪組織が子供を殺して内臓を取り出し、そこに麻薬をつめて取引きに使っている」という噂まで出現。子供を持つ親たちに不安が広がっていた。事態を重く見た安順市公安局は今月3日、緊急記者会見を開き「発見された子供の死因は膵炎によるもので、数々の傷口は医療機関による手術や処置の跡。内臓はすべてそろっている」と数々の噂を完全否定した。この男児の身元についてはいまだに不明であるため、当局は市民からの通報を待っている。(翻訳・編集/本郷)
2008-09-06 04:57:35 配信

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