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鳥の巣に再び聖火ともる 北京パラリンピック開幕

 北京パラリンピック開会式で入場行進する日本選手団。旗手は鈴木徹選手=6日夜、国家体育場(共同)

 【北京6日共同】障害者スポーツの祭典、第13回夏季パラリンピック北京大会は6日、北京市内の国家体育場(愛称・鳥の巣)で開会式を実施し、17日まで20競技を行う熱戦の幕を開けた。大会組織委員会によると、パラリンピック史上最多となる147カ国・地域から約4000人の選手が参加する。

 大会スローガンは北京五輪と同じ「1つの世界 1つの夢」。花火のカウントダウンで始まった開会式で、日本は14番目に入場した。旗手を務めた陸上男子の鈴木徹(28)=山梨県=を先頭に、日の丸と中国国旗を手にした選手、役員が笑顔で行進した。

 星空や四季を想起させるパフォーマンスの中では、四川大地震で左脚を失った12歳の少女が起用されるなど随所で障害がある人々が主役となり、約9万人収容のスタンドを埋めた観衆と参加選手を楽しませた。

 中国の胡錦濤国家主席が開会を宣言。中国各地をリレーされた聖火が競技場に入り、中国の元パラリンピック金メダリスト、侯斌氏が競技場の屋根の上部に取り付けられた聖火台に点火した。

 日本は162選手が17競技に参加する。役員132人を含めた計294人の選手団は過去最多となった。











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