岐阜県警大垣署は5日、浴場の女性を盗撮したとして、いずれも無職の滋賀県彦根市戸賀町、北川康徳(35)と同県近江八幡市池田本町、外村丈二(23)の両容疑者を岐阜県迷惑行為防止条例違反(ひわいな行為の禁止)の疑いで逮捕したと発表した。
調べでは、北川、外村両容疑者は8月30日午後、遊び仲間の滋賀県愛荘町円城寺、専門学校生大塚真理子容疑者(20)=同容疑で逮捕=と共謀し、大垣市内のスーパー銭湯で、大塚容疑者が浴場や更衣室にいた女性らを約1時間半にわたってビデオカメラで盗撮した疑い。
同署によると、3人は撮影方法などを相談した上で、銭湯に入る前に大塚容疑者にカメラを渡した。大塚容疑者はシャンプーなどと一緒にカメラをかごに入れていたが、不審な動きに女性客が気づいた。北川、外村両容疑者は、スーパー銭湯入り口付近にいたが、騒ぎに気付いて逃走していた。