青森県警は６日、女子高生を買春したとして児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで、同県警警察学校初任科生の男性巡査（１９）＝青森市＝と会社員倉内徹容疑者（３３）＝同市浪館平岡＝を逮捕した。　巡査は容疑を認め「大変ご迷惑をおかけしました」と話しているという。県警は懲戒処分にする方針。

　調べでは、巡査は５月３１日、青森市内のホテルで、出会い系サイトで知り合った県内の女子高生に現金を渡す約束をしてみだらな行為をした疑い。倉内容疑者はこの女子高生に６月、同様にみだらな行為をした疑い。逮捕された２人は面識はないという。

　山本博之警務部長は「あってはならない行為。事実関係の調査を進め、厳正に対処する」とコメントした。

　県警が有害サイトをチェックし発覚した。巡査は女子高生とは当日初めて会ったという。買春したのは土曜日のため巡査は休日で、外泊の届けを出していた。警察学校では、平日は携帯電話を管理しているが、土日は自由に使えるという。

　巡査は４月１日に警察学校に入校、来年１月末に卒業予定だった。

[ 2008年09月06日 12:15 ]