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栃木県:小6まで医療費無料…来年度中の実施へ

 栃木県は5日、従来は小学3年までとしていた子ども医療費助成制度の適用範囲を拡大し、入・通院費用を小学6年まで無料にする方針を固めた。小児医療費の無料化は都道府県単位でみると、同県は兵庫県と並んで全国最高水準だったが、さらに3年間拡大して出生率の上昇を図る。自治体との負担割合などを調整し、早ければ来年度中の実施を目指す。

 栃木県は小児医療費の自己負担分(2~3割)を県と自治体が半々で助成する形で無料化している。県こども政策課によると、昨年度中に助成を受けた乳幼児・児童は約16万5000人で、県の負担は約21億1600万円だった。拡大の対象となる小学4~6年の児童は今年4月現在で約5万7000人に上り、県の負担増は約3億円とみられる。

 同課によると、全国では、26都道府県が小児医療費無料化の対象を就学前児童としている。【葛西大博】

毎日新聞 2008年9月6日 2時30分

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