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FNN(フジテレビ系)

殺虫剤成分「メタミドホス」などが検出された非食用の輸入米が食用に転売される

基準値を超える殺虫剤成分「メタミドホス」やカビが検出され、非食用とされた輸入米が、食用に転売されていたことがわかった。
非食用の米を食用として転売していたのは、大阪のコメ加工販売会社「三笠フーズ」。
農林水産省によると、中国から輸入され、2006年と2007年に売却された米からは、基準値の5倍のメタミドホスが検出されたが、そのうちおよそ295トンが食用として流通し、せんべいなどの原料になった可能性があるという。
また、「アフラトキシン」という毒性の強いカビも検出され、焼酎用の原料として、鹿児島や熊本の業者に転売されたことがわかった。
誰の指示かはわからないとしたうえで、三笠フーズの古谷幸作財務担当は「故意にということですね。そういう意味で言えば。工業用原料の中に混入した。混入させたと言った方がいいですね」と話した。
健康被害の報告は今のところないが、農水省は三笠フーズに回収を要請し、流通ルートの特定を急ぐことにしている。

[5日22時2分更新]

Fuji News Network.


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