シャープ、中国市場に本格参入 携帯電話販売2000店に【北京5日共同】シャープは5日、6月に始めた中国での携帯電話販売について、取扱店を現在の約600店から年内に約2300店に拡大し、中国市場に本格参入することを明らかにした。これまでは専門店で1機種のみ販売していたが、今月下旬以降に新製品を投入、家電販売店などにも販路を広げる。 中国の携帯市場はフィンランドのノキアや米モトローラなどが強く、日系メーカーはNECや松下電器産業、京セラが相次ぎ撤退した。シャープは成長が続く巨大市場に商機を求める。 北京で5日記者会見した大畠昌巳中国地区執行総裁は「中国人の生活水準は変わってきた。なるべく早い時期に年間販売台数500万台を達成したい」と強調。シャープが7月、中国市場で液晶テレビのシェアが首位となったことを挙げ「勝算はある」とした。 来年春には5、6機種のラインアップとする。今月下旬に発売する新機種は、撮影した名刺のデータを電話帳に取り込める機能が付き、価格は3000元(約4万7000円)台の予定。
【共同通信】
|
ソーシャルブックマークへ投稿: (ソーシャルブックマークとは)
関連記事を取得中...