2008年9月 5日

MonsterTV HDUSの改版とLDF-FS100Uについて

なんか簡単に説明できないかなという事で、図に書いてみる事にした。
ちょっと画像が大きくて入りきってないので、縮小したけれどもクリックすると拡大するので。

内容について解釈違っている部分があるかもしれないけど「ちげーよゴルァ」程度に見て下さい。

まずは標準状態での旧ハードウェア構成。
hdus1.png
まぁこんなもんだと思います。
PCに取り込んで、再生する時点までハードウェア暗号+XOR暗号+Multi2暗号の3点盛り。なのでHDDに記録したファイルもこの暗号化されたものになると。

んで、次にハードウェア改造+ドライバ改造の時の構成。
hdus2.png
XOR暗号をかけている部分をジャンパで飛ばし、ハードウェア暗号をかける処理もドライバにパッチを当てて「暗号化しない」設定にするもの。これによりMulti2暗号化のみされたデータを取り出すことが出来る。ジャンパを行うにあたって、カードリーダーへの接続を切ってしまっているので、Multi2暗号のデコードには別途カードリーダーが必要になる。

そして、ハードウェア改造のいらない、XOR処理を行うドライバの構成。
hdus3.png
基本的にはハード改造時と同じ様な感じですが、XORのデコードをドライバレベルで行うもの。カードリーダーへの接続が残っているので、Multi2暗号のデコードもHDUS内蔵のカードリーダーで行う事が可能。

最後に、改版されたいわゆる対策品と言われるハードウェアの構成。
hdus4.png
どうやらファームウェアはドライバからダウンロードする方式で変わってない模様。まず、今回の改版でXORの鍵が変わっているかもしれないのでその処理を行わなくてはならないが、新ドライバのどこにパッチすればいいのか分からない状態。よって旧ドライバのパッチを当てたものの、ハードウェアのXORとドライバのXORが一致しなくなってしまう。なので更にファームウェアも古いものにしてハードウェアのXORとドライバのXORを同じになるようにしてみる。
しかし、改版によってチューナーが新しくなったため、制御方法が異なり旧ファームではチューナーの制御が出来ない。
結局の所新ファームを使う事が前提で、新XORの鍵をみつけない限りは先に進まないという現状。

つまり、必死に旧ドライバをインストールしたり、旧ファームをダウンロードさせるのは無意味なお話。OEMである、ロジテックのLDF-FS100Uについても同様となる。

DELLの方の切り替わり時期は不明。新しいハードウェアが入荷しても、旧在庫があるかぎりは旧仕様が届くはず。逆に旧在庫がなくなれば早々に切り替わるという。
何のしても、旧仕様の市場在庫は全て無くなるまで販売されるかと。(ただし付属ドライバについては8月版となる)

何かとてつもない勘違いをしているかもしれないので、その時はつっこんでくれい!とか言ってみる。

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