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2008年09月05日(金) 03時45分35秒

ウルトラマンA 13 死刑!ウルトラ5兄弟

テーマ:インターミッション

ウルトラシリーズで初の、兄弟が揃った競演編(エース1話の顔見世は除く)
本話は、放射能の雨に守られて暴れる都心の超獣バラバのシーンと
ゴルゴダ星に集まったウルトラ兄弟の仮面芝居のシーンの二部構成なので
再現特撮も、2パターンのセットを組んで撮影を行った。


まず、ゴルゴダ星に関して。
ゴルゴダ星は、5兄弟を磔にする十字架があるだけの、単調な舞台的セットなので
今回は一貫して、食玩(下記参照)のゴルゴダ十字架ヴィネットを背景に使用。
まず、食玩をいくつかの角度から撮影して
そこにウルトラ兄弟を合成する手法を取っている。


それでは順を追ってカットの解説に入ろう。
まず最初のカットは「朝焼けの街に、亡霊のように現れる超獣バラバ」
これは普段の夕焼け特撮のように、紙ビル群セットにバラバを立たせて
撮影した画像にオレンジのレイヤーをかぶせて表現。
続くゴルゴダ星のカットは、カラープリントしたゴルゴダ星の写真を
アシスタントに手に持ってもらった状態を撮影した。
続いてのウルトラサインはフォトショップ描画。
マイナス宇宙へ突入していくエースは、CG画像にエースフィギュアを合成した。


ゴルゴダ星での仮面芝居に関しては、上で書いたとおり食玩を背景として合成しつつ
アクションヒーローのウルトラ兄弟に芝居をさせて撮影。
解説が前後するが、ウルトラマンがエースの頬を引っぱたくシーンも再現してみた。


都心に現れるバラバは、曇天背景・紙ビル群・グレー土台で撮影。
画像には全て、降りしきる雨を合成している。
バラバの目はフォトショップで光らせるように描画。
駆けつけるエースとの戦いは、移動ブレぼかしなどをかけて表現している。
バラバの鎌鞭が伸びるシーンでは、ケーブルコードを使って表現。
頭部の剣が飛び交うシーンでは、バンダイソフビのバラバの剣を使って撮影。
エースが敗北を喫して、前編は幕を閉じる。





ウルトラマンエース


http://ameblo.jp/ultra-taiga/entry-10033948314.html







バラバ




アゲハ蝶をモチーフにした超獣・バラバは
バンダイB-CLUBレーベルから発売されていた、ブルマァク復刻版ソフビ・バラバを使用した。


実は本話再現におけるバラバソフビの選択経緯には、色々紆余曲折が存在していた。
本話再現プランニングの当初は、いつものようにバンダイ
ウルトラ怪獣ソフビシリーズのバラバを使用する予定であった。
バンダイ版のバラバはいまや絶版にはなってはいるが
93年発売のアイテムだけあって入手は容易であり、手に入れてもいた。
しかし、しかしである。
このバンダイ怪獣ソフビ版バラバは、演出には致命的なまでに不向きなアイテムだったのだ。


バンダイバラバは、おそらくゲスラのソフビ担当と
同じ原型師かプランナーであるように思えるのだが
ゲスラと同じようにサイズがかなり小さめであり
また頭部が大きすぎて玩具アレンジがきつすぎる。
それこそゲスラの場合は、元々が愛嬌のある怪獣でもあったし
ソフビの全高は低いがボリュームがあったので
そのままリペイントするだけで演出に使えたのだが
バラバの場合は尻尾のボリュームが災いして体全体がこじんまりとしてしまい
また、先述したように頭部が大きすぎて
完全に幼児用玩具の雰囲気でまとめられていた。


アクションヒーローウルトラ超合金のエースと並べてみると
まるで大人と子ども、いや頭の大きさを考えると大人とドラえもんである。
これでは使えないと悩んでいたところ、出会ったのがブルマァク版バラバであった。
ブルマァク版バラバは、やはり少し頭部が大きめではあるが
第二期ウルトラ怪獣ソフビ独特の、ソツのなく手堅い纏め方で造形されており
派手目な塗装やくっきりした瞳などを塗りなおしてやれば
充分使い物になると判断したので、さっそくこれを入手した。
ところが、ところがである。
いざ手にしてみると、ブルマァク版バラバは、右手の鎌が間違った解釈で造形されているのだ。
どうやらこれはファンの間では周知の事実のようであり
調べてみるとB-CLUBは既に「新規造形・新復刻版」と名うった
右手の鎌が正確なVerも販売していたらしい(これに関しては後述)


もう一度、改めて新規造形版を手に入れなければならないのか……。
そろそろ途方にくれていた筆者だったが、そこで発想の転換をしてみることにした。
そうだ、今自分の手元には「造形は正確だがサイズや等身のせいで使えないバンダイ版」
「右手鎌の造形は間違っているが、サイズはちょうど良く造形も良いブルマァク版」
二つのバラバソフビがあるではないか。
つまりこれらを組み合わせてニコイチにすればよいのである。
バンダイ版とブルマァク版はかなり本体のサイズは違ったが
バンダイ版が頭部の他にも若干手先が末端肥大的に作られているので
ためしにバンダイ版の鎌を切り取ってブルマァク版に合わせてみたら
まるであつらえたかのようにぴたりとはまってくれたのだった。
ついでに左手の棘付鉄球もバンダイ版のを移植する。
こちらもおあつらえ向きにフィットしてくれた。
そういった紆余曲折を経て完成したのが
「ボディがブルマァク復刻版、両手の先端のみバンダイ版」のバラバである。





ここからは少し余談になるが、なぜブルマァク復刻版のバラバには
鎌の形が間違っているアイテムと、正確なアイテムの二種類があるのか。
しかも、その二つに関しては良く見比べてみると、鎌の造形以外にも
細かい造形レベルの差がいろいろ見受けられるのだが、これはなぜなのか?
筆者も最初は首をかしげたこの問題を、少し解説してみたい。


そもそもブルマァク復刻版は、M1号西村祐次氏が中心としたプロジェクトとして
氏や周囲の関係者が発掘した当時の金型を使って
往年のブルマァク名作ソフビの数々を復刻するという企画であった。
それはもはや考古学の発掘作業に近く、その功績は素晴らしいものがあり
しかし、中にはいくら手を尽くして捜し求めても、金型が行方不明の作品もあった。
その場合は「現物取り」と言われる手法をとることが多い。
つまり、残存している当時品のソフビそのものを原型として型を取り
そうして出来た金型を使って、復刻ソフビを量産するのだ。
しかしその「現物取り」は、つまりコピーのコピーゆえにディティールが潰れるだけでなく
出来上がったソフビが(ソフビの収縮問題で)サイズが一回り小さくなってしまうし
なにより、現物取りに使用した当時のソフビの現物を壊すことにもなるので
製作者・協力者・購入者の、誰もあまり良い思いをしないという手法なのである。
それでも、金型が発見できないソフビに関しては
現物取りで複製された復刻版も多くあった。


しかし、しかしである。
バラバをはじめとする第二期怪獣のソフビのいくつか関しては
当時、カタログに写真が記載されていただけの存在であり
公式には発売されなかった「幻のアイテム」であったのだ。
そのようなソフビの場合、まず当然金型が現存している可能性は極めて低く
また当然のように、現物取りに使用できる残存ソフビなどすらあるはずもなく
結果、今回まず最初に発売された「鎌の形が正しい新規造形版バラバ」ソフビは
当事のカタログに掲載されていた写真だけを頼りに
現代の原型師が原型を作り起こしたものであるらしい。
(一説によると、当時のカタログ写真をガイドに新規造形された
ブルマァク新規造形版ソフビの、バラバとキングクラブに関しては
くらじたかし氏がカタログ写真を基に三面図を起こした「とも」言われている)


バラバに関しては、その後改めて当事の金型が発見されることになり
その金型を使用して生産されたのが「鎌の形が間違っている新復刻版バラバ」なのだ。
その結果、バラバに関しては二種の復刻版が存在しているのだ。
しかし、その復刻ソフビ二つを並べてみると、造形の迫力や細部へのこだわりでは
実はエース放映当事の原型の方に明らかな軍配があがる。
今から省みてみると、ブルマァク復刻版の二種のバラバは、天と地ほど造形が違うのだ。
鎌の形こそ、当事品は間違えて造形しているのだが
(どうやら当時のバラバソフビの唯一の資料だったブルマァクカタログでは
肝心の鎌の部分が写っておらず、だから当然現代の原型師は
鎌の形はテレビに準じているはずだとの認識から造形したため
新規造形復刻版のバラバはテレビどおりの鎌をもっている仕様らしい)
その他の部分の、ディティールや彫り込み、シャープさやプロポーション
表情の迫力やリアリズムは、どう見ても当時のブルマァク試作品の方が
リアルで素晴らしい出来に仕上がっている。


これはなぜか?筆者も最初は首をかしげた。
ソフビのみならず、フィギュアの再現能力はここ20年で凄まじい進化を遂げていて
あまつさえ、35年前のソフビ時代から比べれば勝負にならないはずである。
にもかかわらず、二つのバラバのクオリティは明らかに、当事の物の方が高い。


これは何を意味するのか?ちょっと考えれば簡単に回答が出た。
要は、ブルマァクのカタログ写真を観ながら
現代のスタッフが再現した新復刻版は
現代のメーカー、原型師、ファンが思い込みだけででっちあげた
「レトロソフビ構築方程式」で作られた、まがい物に過ぎないからだ。


現代のソフビマニアによれば、旧マルサン・ブルマァクソフビなどには
独特のディフォルメセンスがあるとされてきて
そのお約束やルーティンを記号化した、様々な取り決めルールを
当事ソフビ化されなかった怪獣に当てはめて作られるのが
現代の補完レトロソフビとやらである(らしい)


なるほど、その方程式は理解できなくもないし、遊びとしての趣向は面白い。
しかし、その方程式やルーティンなどという存在は
実は当事のソフビ原型師の頭の中には全くなく
あくまであの時代の原型師たちは、必死にがんばって
自分達に出来る範囲で「テレビの中の実物の怪獣のミニチュアを子ども達に送ろう」
と思っていただけなのではないだろうかと、筆者などは思うのである。


そう解釈しなければ、ペギラやパゴスなどの可愛さから始まった当時ソフビの造形が
ボーグ星人やキングジョーを経て
ササヒラーやキングボックルの造形美にたどり着いた理由が説明できない。
今の時代における「レトロソフビ的再現方程式」は
一部では考古学の域に達しているメーカーもあるが
大方のメーカーやファン、原型師が作る狭い輪の中にとっては
排他的に共有しあう、内輪だけの合言葉のようになってしまっている部分も少なくない。


「怪獣ソフビには、成形色の他は三色しかスプレーしてはならない」
「リアリズムだけを評価する人には、レトロ風ソフビ独特の良さは解らない」

などなど、マイノリティ意識に浸る自己陶酔で語ってしまうマニアばかりか
ついには「レトロ補完ソフビの良さを解らない人は、怪獣玩具を語る資格はない」
とまで言い切ってしまう人が、自称怪獣玩具愛好家にはいるのである。
しかもこの人、その世界では大物(らしく)で
自分のサイトでSNSを運営しているのだが
そのSNSで自分は、気に入らない人間の実名やサイト名をあげて
誹謗中傷する日記を嬉々として書きまくるっているのに
ひとたび他の参加者が書いた日記が他所で叩かれた途端に
「僕のSNSでそんな問題が起こるなんて、僕はいつでも被害者です!」と
自分がもっと醜い行いをしていることを棚に上げて、子どものように喚き散らす。


そんな狭量で頭の悪い人が「これぞ当事の魅力を再現する方法です!」
太鼓判を押したレトロソフビ方程式を当てはめて
現代の原型師がカタログを見ながら作ったソフビよりも
当事の原型師が作ったまま、お蔵入りしていた金型で作ったソフビの方が
俄然リアルで迫力があるというのは、どうにも皮肉で面白い話ではないだろうか?


当事のソフビ製作工程にとって、三色限定スプレーは「魅力を伝える手段」ではなく
「経費・工程コストゆえの制約」に過ぎなかった。
原型師レベルでは、常にリアルを追求し続け(技量的に無理な原型師もおられたようだが)
わざわざディフォルメを施そうと意図的にリアリズムを廃した例は
ブルマァク期以降は、実は少なかったのではなかろうか?
マルブルソフビ独特の手足の付き方だって、商品仕様共通フォーマット制約の問題だろうし
怪獣の形状によっては、製法技術的な制約ゆえに
デザインにアレンジを加えなければならなかったケースも多いだろう。
(例えばバンダイソフビにおいて、ウルトラの母の耳は
06年に新規造形されるまでは、耳と頬の隙間が埋められた状態で造形されていたが
あれをして「バンダイソフビ独特のディフォルメセンス」などと言う人はいない)


簡単な結論を言ってしまえば、現代のレトロソフビマニアの一部が賞賛する
「マルブルレトロソフビ独特の魅力の方程式」とやらは
当時の技術・マテリアル的に、妥協せざるをえなかった部分であるケースが殆どであり
中には確かに、商品仕様として確信犯的に狙った要素もあるかもしれないが
しかし、それら全てを一緒くたにして手放しで賞賛するだけの思考停止的なスタンスは
ただただその嗜好世界へのハードルを、無駄に引き上げるだけの悪影響しか生まず
結果その世界が孤立化してパージされていく要因を作るのは
ほかならぬ、そういった人種の無思慮な自己世界肯定なのである。


繰り返しになるが、そういう狭いマニア間のお約束だけを振りかざしてしまう人が
大きな顔をする世界というのは、発展性はなく、閉じていく運命を辿るだけである。
実際、年々レトロソフビの市場は縮小傾向にあるし
第三メーカーソフビも、一時期のように1000も2000も裁ける時代ではなくなっている。
怪獣郷インスパイアなどの「現状生き残っているメーカー」を見ても
ソフビの造形方向性は、ブルマァクが本来当時目指していた
「テレビの中の実物に、出来る範囲で近く」をモチベーションにしてるケースが多く
いや、筆者などはまさにそういったスピリッツこそが「ブルマァクを受け継ぐ」であり
ブルマァクソフビの、形やお約束ばかりを追い求めているメーカーやファンは
じきに淘汰されていくだろうと考えている。


懐古主義もいいだろうし、郷愁を再現するのも趣味の大事な要素だろう。
しかし、自分らが狭い世界で定めたルール以外を認めず
そのルールすら、結局突き詰めれば枝葉末節の蛇足を方程式化した
愚かなお約束に過ぎなければ、その世界に未来はないのである。
筆者が見る限り、当事のブルマァクの職人や原型師たちは
必死に「出来る範囲でのリアル」を追い求めていた。
しかし製造工程がもたらすハードルは高く、制約は多く
だがその中で、せめて少しでも質の高い怪獣人形を子ども達へと届けたいという
そのせめぎ合いの中から生まれたのが
数多くの傑作ソフビたちだったのではなかろうか?


それらを評価するときに、制約やハードルありきの結果までをも無思慮に賞賛し
その制約やハードルを方程式化して「補完だ」と称して現代に再現して喜ぶ。
しかも、その結果「当事を再現するなら、これくらいディフォルメしなきゃ」で
カタログ片手に再現してみたら、実は当事品の方が格段にリアルだった。
この事実には、筆者は苦笑するしかないし
そういう輪の中のぬるま湯を心地よいと感じる人が語る
「怪獣玩具を語る資格」に、興味もない。


「スプレーは三色、手足の付き方はルールにのっとり、意図的にディフォルメを施す」
「現状の制約やルール、ハードルの中で、出来る範囲でリアルな再現をソフビに託す」
筆者は個人的には、ブルマァクの魂は後者にあると思っている。


そんな当事の原型の良さを堪能できる復刻版バラバソフビを
今回は全体をMrカラーでくるみ塗装を行なった。
基本カラーはガルグレーとエアクラフトグレー。
目の周りと口中はキャラクターレッド。
歯と足の爪は白で、瞳はキャラクターイエローで塗装。
頭部の角と鎌と鉄球は銀色でリペイントした。
後は全体的に墨入れを行なっている。
ちなみに、エースが奪うバラバの頭部の剣は、バンダイ版の物を使っている。







客演ゾフィ
http://ameblo.jp/ultra-taiga/entry-10033948314.html



客演ウルトラマン
http://ameblo.jp/ultra-taiga/entry-10033948314.html



客演ウルトラセブン'72
http://ameblo.jp/ultra-taiga/entry-10033948314.html



客演帰ってきたウルトラマン
http://ameblo.jp/ultra-taiga/entry-10033948314.html






十字架ウルトラ5兄弟




本話でウルトラ兄弟の終末をビジュアルで訴えかけた
「十字架にかけられたウルトラ兄弟」
バンダイが食玩ウルトラ怪獣戯画・ウルトラ兄弟激闘史Ⅰでラインナップした
「ウルトラ4兄弟 ウルトラマンA(第13話「死刑!ウルトラ5兄弟」より)」を使用した。


このシリーズは、ウルトラ怪獣名鑑シリーズの派生企画商品であり
その差別化的特色としては、ウルトラ兄弟の競演シーンを中心に展開している。
食玩のクオリティがピークを超えた頃に企画された商品だけに(06年)
その出来は一時期の驚愕さをもたらすほどではないにしても、安定した高品質を誇っている。
このアイテムは(後編解説で詳しく述べるが)もう一つの商品と台座を併せることで
後編の名シーンを完全に再現できる使用になっていて
そのプレイバリューは、第二弾のグドン・ツインテール編やヒッポリト星人編などでも
活かされて、イマジネーション膨らむヴィネット商品として
怪獣名鑑よりもワンランク上の商品としての価値を高めていた。


ゴルゴダ星におけるウルトラ兄弟の十字架シーンといえば
最近だと、フィギュアメーカーCCPが発売展開している
ウルトラ10大決戦シリーズと銘打たれた、高額商品でも展開されている。
CCPのシリーズもまた、ウルトラ兄弟の印象深い危機シーンとして
このゴルゴダ星編とヒッポリト編の兄弟をソフビフィギュア化しているが
今回に限って言えば、まだCCPの兄弟が全て商品化発売が完了していないことや
全て揃えた時の価格が1万を軽く超えてしまう値段になってしまうという理由もあり
今回は、食玩を別撮影して背景に使うことにした。


シリーズ自体は08年9月に発売された弾(各シリーズの最終回を再現した)で
終了してしまうとも言われているが、なんとも残念な話だろう。
中国事情や原油高問題などを考慮すると、このクオリティの商品をこの値段で
これから先も供給し続けていってほしいとは、おいそれと言えないのも事実。
しかし、こういった安価で小型のヴィネットはこれからも需要があると思うので
なんらかの形で、どこかしらのメーカーが継続していって欲しいと願っている。


食玩版も、ご覧になれば分かるとおり充分UPに耐えるクオリティであり
ヴィネットの大きさゆえに、極小サイズになってしまったフィギュアにも
一体ごとに丁寧な彩色が施されていて、とても好感が持てる商品だといえる。
台座の造形や塗装も丁寧で、兄弟を繋ぎ止める鎖も別パーツ。
兄弟の塗装にも、しっかりかつ微妙に、冷凍ガスの霜が表現されていて
数百円の手のひらにのる商品にも関わらず
そこにはしっかりと絶望と悲哀が表現されていて
これを飾るだけで、本話がもたらした悲痛な状況をデスクトップに存在させられる。



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