2008年6月14日

茨城県総務企画委員会4

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 石井議員、青山議員の次は、空港建設100%反対派の大内久美子県議員(共産党)の質疑であった。空港に関する質疑は、8名の県議員が多かれ少なかれやった。その中でも大内県議員の質疑は、最も的を射たものであり、正論を述べていたとの印象を受ける。一般的な価値観で、茨城空港問題を考える場合、大内県議員の考えが一番まともである。それに反して、他の議員、とりわけ自民党議員は愚論ばかりと受け取った。

大内県議会議員(以下大内):茨城空港の需要予測は、なぜ決められないのか
薮中空港対策課長(以下薮中):ヒアリングは行った。国内線に関しては、羽田の発着枠贈枠分に何が入り込むのか確定していないので、需要を予測することが難しい

大内:以前、県民に示した80.4万人の需要予測。国内のドル箱路線は羽田線である。その羽田線が全くないから、予測がつけられないのではないか。また、県が行ったヒアリングは県内のみしかしておらず、予測は根拠があるものとはいえない。就航予定先のヒアリングは全くしておらず、アウトバウンド、つまり茨城からのイメージだけで、需要予測をしていたのが、そもそも間違っているのではないか
薮中:それについては羽田の発着枠増加、どの路線が増加分に入り込むのか、航空会社がまだ判断出来る状況にない。インバウンド(就航予定先から茨城)については、採用した旅行会社スタッフで広域観光コースを模索、形成している

大内:航空機の始発は茨城からか、就航予定先からか
薮中:拠点空港から発着する
大内:つまり、百里からは飛ばないということか
薮中:ナイトステイもあるので、一概にはいえない

大内:国内線がダメで、急にアジアのLCCが熱を帯びて、流されるようにマレーシアに行った印象があるが、どういう感触をえたのか
薮中:3月にマレーシアに行き、エアアジアの関係者と会見した。アジアは航空自由化の流れが出来上がっており、日本もアジアゲートウェイ政策がある。LCCを受け入れる環境が揃っている。茨城は候補地の1つだと、エアアジア関係者に言われた。LCCは成田と羽田には入れない。首都圏の空港では、茨城しかないという見解を持っておられた。また空港周辺にショッピングモールなどがあることが評価された。

大内:現在23の地方空港が週369便の海外線を持っている。名古屋のセントレアは週222便、福岡も168便。こうした状況で茨城に1便もないという、どうにかして1便持ってくる、というのはあまりにも現実的ではない。国土交通省が近年空港新設を許可したのが3つある。神戸、静岡、茨城だ。この内、神戸と静岡には国際線を入れる予定が当初からあった。しかし、茨城は最初から国内4路線のみで、海外線は入れない予定だった。
清瀬企画部長(以下清瀬):需要と流動調査をしたら、羽田を使う茨城県民が、年間250万人、当該4路線に行っていた。その内の何%かが茨城空港を使えばという観点で需要はある程度確保出来ると観ていた。また国際線への変換は茨城県にとって、意義の大きいことだ

大内:「茨城空港は不要です。成田や羽田のアクセスが便利になるようにしてほしい」との投書が、新聞に何度も「県民の声」として掲載されている。開発公社の問題もしかり。38億円もの大金を無利子で貸し付け、1012億円もの公共事業の赤字を生み出している、開発公社の存在。見通しがつかないのに、さらに工業団地を作っている開発公社の現状はいかがなものか。
横山事業推進部長:空港テクノパークに20億使う予定だ。

大内:これらの血税の投入は、税金の悪用としか考えられない。(しばらく開発公社の悪態を糾弾する、中略)私は、茨城県に空港を作ることよりも、成田と羽田の空港アクセスの充実を計ることの方が重要だと考える。今度できるスカイライナーは都心から36分で、成田に行けるというのがある。茨城空港が首都圏の第3空港はやめたほうがいいし、その地位は狙えない。また首都圏空域は、過密かつ危険であることから、百里に需要があるとしても、どこまで便数を確保出来るのか。国交省とその辺り、ダイアを確認してみてはいかがだろうか。また、清瀬企画部長と薮中空港対策課長は、県庁職員ではなく、国土交通省から出向している立場の方々。こういうことを言うときつい言い方になるかもしれないが、あなた方はここで何をやっても、戻る場所がある。国土交通省内でポストが用意されている。しかし、県民や職員は、失敗したら取り残されるだけだ。
清瀬企画部長:空港を作ることは決まってしまったので、どう有効に使えるかを今は考えている。また私は確かに国交省から出向しているが、県庁職員としてやっている。全力をあげてやっているので、よろしくお願いします。



 胸をえぐるような、答えに窮するような、見応えのある質疑応答とはこのようなことを指す。大内県議員の質疑応答中、私は一切退屈というものを覚えなかった。大内県議員の論理はそれだけ、根拠のある確かなものだったからである。今の私の立場は大内県議員に一番近い。言ってしまってはなんだが、清瀬企画部長、薮中空港対策課長の質疑応答の対応を観ていると、このような人に任せていいものだろうか、と感じた。たとえば、航空機は百里から始発するのか、という質問に対して薮中空港対策課長は、「百里からの始発ではない」と明言はせず、曖昧な回答に終始した。明言すればいいというものではないが、あれこれ御託をならべて曖昧に答えられるのは、個人的にイヤだ。大内県議員の質疑に対して、清瀬部長も薮中課長も、まともな回答をできていなかった。茨城県民だけでなく、この模様を日本語の分かる人が見ていたら、どちらが正しいことを言っているのかが明らかである。
 確実に言えることは、大内県議員のような反対派の声をもっと吸収しなくてはならないということだ。反対の声を、無視して出来てしまう公共物は、概して評価が低い。成田空港がいい例だし、茨城空港の当該地域である百里飛行場だってそうだ。反対の声を潰すということではない。懐柔する方向に持っていけということだ。
 残念ながら、現在の空港対策課ならびに空港建設推進派には、大内議員のような反対派を鎮めるだけの論理を持っていない。今のままでは、誰もに喜ばれる空港にはならないのだ。一部の人間だけに喜ばれる空港にしかならないのだ。

 委員会終了後、私は大内県議員と談話させていただいた。他にも接触したい県議員はいたが、私が大内県議員を選択したのは、論理的かつ理知的で筋の通った質疑をされていたからだ。大内県議員は、空港建設そのものに反対している。私も現時点では、あんな杜撰な計画と理念でやるのならば、大内県議員と同じく空港建設そのものに反対する。立場は同じである。しかし、大内県議員と私が違うのは、「どうせ作るのなら、利益のでるものを作らなくてはならない」という一点だろう。この私の考えに対して、大内県議員は「おそらく、あなたの考えが一番現実的」との評価をいただいた。それでもやはり、大内県議員は空港建設そのものに反対だという。
 遅れ気味ではあるが、茨城空港に対する企画書を、大内氏に後日見てもらう約束をとりつけた。大内氏を説得させるだけの企画書であれば、それは反対派が殆どいなくなるということを意味する。逆に大内氏が納得しない企画書であれば、それだけのつまらないものと見なされたことになる。大内氏に叩かれて徹底的に修正される空港企画書こそ、私は利用客や地元民が本来、求めている企画書だと確信する。少なくとも、委員会中、ずっと眠っている藤島正孝県議員をはじめとする、自民党議員の進める杜撰な案よりも。

 次回は、本来なら順番的に高崎県議員(公明党)の質疑について記述する所だ。しかし、さきほど簡単に述べた藤島正孝議員についての、糾弾をさせていただく。この人のことを私は知らない。それでもはっきりと断言する。県議会議員の資質は一切ない。このようないい加減でズボラな政治家に、県政なり茨城空港建設を任せる事は、異常だ。選挙区は潮来市となっている。潮来市の住民よ、お前らの感覚は大丈夫か。総務企画委員会の自民党議員に対しては、批判したいことが山ほどあるが、藤島正孝県議会議員はやり玉に挙げられるだけの態度と考えだった。辞めていただきたい。
 高崎県議員については、藤島正孝県議員の糾弾が終わってからにする。

10 コメント:

匿名 さんのコメント...

需要予測は国が流動調査のデータを彼らのモデルにあてはめて当初想定の4路線で算出したもので「羽田線」なんか全く関係ありません。当初の予想を下方修正したのも5年おきの調査で新しいデータをあてはめたらそうなった、と言うだけの話です。県は国の調査結果に正面からどうこう言う立場ではないので地元企業へのヒアリングでお茶を濁しているだけです。

航空機の夜間ステイ場所は中・大規模空港が中心となるものの地方空港だってゼロではありません。それは航空会社が全体の機材まわしの中で決めることであって、例え航空会社と路線が決まっているとしてもすぐにわかるものでもありません。「航空機が百里始発なのかどうか」などという質問には「わからない」としか答えようがないでしょう。

羽田・成田へのアクセスが便利になるのは大いに結構ですし、どんどんやっていただければよいのですが、だからと言って首都圏の発着容量不足の解消、航空自由化の進展によるLCCの受け皿確保、ビジネスジェットの需要への柔軟な対応等、首都圏にセカンダリー空港が必要なことに変わりはありませんし、茨城空港がなぜその役割を果たせないのか、ということが具体的に示されているわけでもありません。

貴殿の要約を見る限り、いずれも質問が不適当なのであって、これが貴殿の仰る「見応えのある質疑応答」とはとても思えないのですがいかがでしょう?

GRICKO さんのコメント...

 匿名さん。

 見応えのある書き込みありがとうございます。

 県の立場として、国の調査結果に文句を言えないというのは分かりました。需要調査のやり方は、県ではなく国主導でやられていたんですね。それならば、公に「国の調査結果」と明記するべきだと思うのですが、どうでしょうか。この解釈ですと、需要予測は国がやったものであり、地元企業のヒアリングの結果ではないと捉えることができますが、真相はどちらなのでしょうか。

 「航空機が百里始発なのかどうか」という質問について。第3者の私が見る限り、イメージを聞いているのだと思いました。企画部は、「百里始発で考えているのかどうか。」「百里をハブ空港の1つにするのかどうか」ということを聞いていただけだと思います。将来的に航空会社次第なので、分からないという答えを聞きたいわけではなくて、企画部は「百里から始発する」ことをイメージしているのか、いないのか、そういう単純な質問だったように思います。

 茨城空港の役割の重要性と必要性について。私個人的には十分にあるものだと思われますが、大内県議員は100%の反対派ですから、重要性や必要性を具体的に語ることは一切しません。そういう意味では、多角的な視野を持っているとは言い難いですね。

 しかし、そういった大内議員の反対意見に対して、まともに答えられない現状には変わりません。私のヘタクソな要約を悪く言うのは構いません。それでも、私見を述べさせていただくと、大内氏の質問は、不適切だとは思いませんでした。むしろ、大内氏の鋭い質問に、満足に答えられない担当職員の回答の方が不適切だと判断します。結局、反対派を説得させる力や論理はないのか、堂々と年間いくらの利益をあげるからムダではないと言えないのか、と。大内氏はやみくもに反対しているのではありません。その大内氏を納得させたことが、一度もないのですから、企画部の力も、そこまで大したものではないのかもしれません。
 また、私の考える「見応えのある質疑応答」とは、相手の用意している答え以上の質問をして、相手の本音に迫るようなものを指します。大内氏の質疑応答は、それができていたと思います。

 ひとまずそんな所でしょうか。愚直に書かせていただきましたが、不愉快にさせてしまったら申し訳ありません。書き込み、参考になりました。今後とも何かありましたら、ご指摘下さい。

匿名 さんのコメント...

航空需要予測が国交省の試算であることは空港対策課のHPにも明示されています。県としては国と同じことをしても仕方ないですから、流動データを基にした試算よりも具体的な県民の意向を聞く方法でやってみた、という感じでしょうか。
国のこの手の需要予測が甘いのは周知のことですし、経済成長率をどう予測するかといったことでも結果は大きく変わるわけですし…所詮予測は予測でしかなく、国際線を主たる誘致対象にした今となっては国内4路線前提の需要予測をどうこう言っても仕方ないと思います。

百里始発の飛行機の有無については、夜間駐機で駐機料収入が伸びるといった財務上の観点以外の、ハブ空港になれるかどうかといったレベルの話であれば、それこそ県の担当者がイメージで語るものではないような気がします。将来的なビジョンというものは必要ですが、この空港の生い立ち自体はあまり筋のよくない話でもあり、それはある程度堅実に基礎を積み重ねるまでは担当者レベルで密かに暖めておく方がよいのかな、と個人的には思っています。

共産系の県議等、空港の活用法云々以前に建設自体に絶対反対の人々に首都圏の航空需要のことなどを懇々と説明するよりも、LCCでもチャーターでもビジネスジェットでも、実際に引っぱってきて飛ばして見せることが重要だと思うのです。
貴殿のように実際に乗ってみる、海外のターミナルを見てみる、ということをして目の当たりにしないと理解できないことがたくさんあると思います。
貴殿ご紹介のようにいいかげんなメンバーもいるこのような委員会での答弁には適当に対応しておいて、その分貴殿も過去ご指摘のように海外向けの英語HPを日々更新して情報発信するとかいうことにもっと注力すべきでしょう。

貴殿の議事内容の要約云々について申し上げたのは、大内議員が首都圏空港にはなれない、というような見解を披露した際、その根拠となるような具体的な話も出たのかどうかが不明だったからで、貴殿の要約が不適切であったとか言うつもりは全くございません。議事録ではないのですから貴殿の主題に沿った部分のみ取り上げるのは当然のことです。気分を害されたのであればそれは私の本意ではございませんおでご了承ください。
貴殿の海外ターミナルの詳細にわたる取材等、非常に興味深く拝見させていただき、特に役人が視察に行ったのでは気づかないような部分にまで注目されているところには敬服致しました。今後も楽しみに拝見させていただきますのでよろしくお願い致します。

GRICKO さんのコメント...

匿名さん。

 再び、見応えと内容の詰まった書き込みをいただき、大変光栄に思います。

 まず航空需要予測の話について。これは私の見落としでした。再度、空港の公式ページの飛んだら「国土交通省試算」と明記されていますね。はっきりと把握せずに、いい加減な発言をしたこと、申し訳ありません。

>ある程度堅実に基礎を積み重ねるまでは担当者レベルで密かに暖めておく方がよいのかな、と
 機密にしなくてはならない部分は、どの企画でもあることです。言わんとしていることは分かります。ですが、県民と空港を利用することになる人たちは、具体的なビジョンを一緒に共有したい、共感したいと思っているはずです。行政が一人歩きすると、棒に当たります。担当レベルで暖めておくべき事案もあるでしょう。それは、本当に機密にすべき事項だけにしたらと思います。

 何がなんでもまず一便飛ばす、その意気込みには、私も賛同します。どんなに大きな空港でも、最初の1便から始まりますからね。

 大内議員の根拠というのは、質疑応答の場では出ませんでしたね。新聞の投稿は出ましたが、統計やデータ、数字を使った根拠は一切出ませんでしたね。そこまで出さなかったということは、視点を変えると稚拙な質疑だったと言うこともできるかもしれません。

 また、匿名さんの書き込みを通して、私はこのブログを書くことに、より、やり甲斐を感じることができました。不愉快に感じることなど一切ございません。今後とも、拙い文章で見づらいかと思いますが、可能なかぎりご指摘いただければ幸いです。

匿名 さんのコメント...

何度もすみません。
「密かに」というのは不適切な表現でした。別に「機密」というようなことではなくて、県民、特に地元の小美玉の商工会とか、空港の活用に真剣に取り組んでくれそうな人たちとは中長期的なビジョンも含めて共有し、知恵を出し合うことは必須だと思います。
ただ、最初から理想像を広く一般に提示してみたところで、最初から不要なハコモノで税金の無駄遣いだと思い込んでいる人には理解不能だと考えているわけです。

TVなんかで地元の人へのインタビュー等ありますが、決まって「羽田や成田があるからいらない」って言います。LCC等誘致するという方針転換が最近のことでPR不足とも言えますが、首都圏第3空港とかLCC誘致等の話は、少々PRしたぐらいでは一般の方には何のことやらわからないでしょう。
空港建設は今更止まらないのに、未だに建設反対なんて言ってる人にいろいろ説明する暇があったら、空港の機能が最大限に発揮できるよう他にすべきことはいくらでもあるように思うのです。

GRICKO さんのコメント...

匿名さん

 何度でも書いていただいて構いませんよ(笑)。本当にコメントには見応えがあります。

 確かに、否定派を説き伏せるのに、労力を使うよりは、空港の活用を考える方が、有意義ですよね。テレビやらマスコミの大半の報道の仕方は、恣意的かつ主観が入りすぎている作り方をしていると私は思います。そうした報道を見ている人たちにとって、セカンダリー、LCCという単語を並べて説明しても、分からないのは当然ですね。
 しかしながら、国内はもとより、茨城県民でさえ、茨城に空港ができるということを知らない人たちが、まだまだたくさんいます。それらの人たちに存在自体を知ってもらうことが、今やるべきことの1つ。
 そして、利益の出る空港にすればいいのです。簡単に言うようで、そこが、難しいのです。でも、そうした空港になれれば、反対派もトーンダウンします。「ムダではない空港」「小美玉市をはじめ、茨城県、首都圏、全国、世界の人たちにとって、なくてはならない空港」、そうなれば、反対派は黙ります。「利益を生む空港」になれるように、企画を練り直すことが、今やるべきことの1つ。
 私も出来る限り、稚拙ではありますが、智恵なりアイデアを出していきたいと考えています。諸々事情があり、遅れてはいますが、出来る限り、協力できる所は、茨城空港に協力したいと考えています。

やまにし さんのコメント...

活発なる意見、素晴らしいですね。^^

僕は今、次なる方向にシフトしています。
LCCについては、県の有能な方たちにほぼお任せして、もともとの構想であった「アジアの整備基地化」を本格的に進めるつもりです。

すでに、私のところには外資の会社からオファーが来ていますので、これを地域と大学と企業の新しい連携で動くことができないのかを調べて行きたいと思います。

そうそう、茨城県に地域活性化系の事業で、小美玉市を「茨城空港開港」と書かれた真っ赤なのぼりで埋め尽くす!とうい企画を出してありますので企画がとおれば少しは地域も盛り上がりを見せるかもしれません。

あわてていますが、気持ちはのんびり行きたいと思います。

GRICKO さんのコメント...

>やまにしさん

 「アジアの整備基地化」ですか。シャノンを見習った作り方というわけですね。ビジョンは素晴らしいですね。日本の技術は、超一流のブランドですからね。
 ただ、アジアという枠内で観た時、人件費の安いバンコクやらクラルンプールなどと比べると、どうなんだろうと素人目に考えてしまいます。バンコクの空港には整備費が安いからという理由で、外国の航空会社が整備を委託するという話を聞きます。そうした相手とどうやって渡り合うか、どう棲み分けるかがキーになってきそうですね。

 のぼりはいいですよね。ムードも高まりますし。真っ赤な昇りは、胸を熱くしそうで、楽しみです。小美玉に行く楽しみが増えそうです。

杉山真大 さんのコメント...

朝日新聞で報じていたそうですけど、grickoさんのブログで逆切れした県議会が膨張制限を強めるみたいですね。今度は写真撮影ばかりか録音も出来なくなりそうな気がします。

何と言うのかなぁ・・・・・(報道を見る限りでは)余所者が勝手に色々詮索して口を出すな!って風にも思えちゃうんですよね。「報道関係者と『公益的見地から必要と認められる者』に限定」ってのが拡大解釈されて多数派の意見に同調する人間だけがオッケーなら正しく自殺行為でしょう。

GRICKO さんのコメント...

>杉山さん

 この件については、後日考えをまとめようかなと思っています。ただ、あくまでこのブログは、茨城空港やLCCのブログであり、政治や行政批判のブログではありません。どこまで書くか、どこまでアクションを起こすかも問題になってくるかなと思っています。しかし、この一件で、実際に私が不利益を被った場合は、徹底的に「茨城は政治後進県」と糾弾、叩く準備はできています。それよりも、もっと和やかに、この問題を解決したいとは思っているんですが。

 
このページではフレームを利用しています。現在百里基地(百里飛行場、自衛隊基地)にある茨城空港をLCC(格安航空会社、低運賃航空会社)専用空港として開港するためのブログです。茨城空港、どうよ、という人のためはもちろん茨城空港企画部の人へ向け、アクセス、就航路線(国際線含む)、建設計画、世界のLCC情勢など具体的事例を挙げながら、無駄をなくすために書いています。フレーム対応で見ていただければと思います。