人気韓流映画やドラマを配給する東京・渋谷区の会社が法人税1億3千万円を脱税したとして、東京国税局から刑事告発されたことが分かりました。
法人税法違反の疑いで告発されたのは、映画配給会社「コリア・エンターテイメント」社とソン・チルリョン前社長(38)です。
関係者によりますと、コリア・エンターテイメント社は韓国のエージェントに依頼して、実際より高い値段で映画を買ったように装う手口で仕入れの経費を水増しし、去年3月までの3年間で4億5千万円の所得を隠し、法人税およそ1億3千万円を脱税した疑いが持たれています。
コリア・エンターテイメント社は韓国の人気映画やドラマを数多く配給して、売り上げを伸ばしていました。
コリア・エンターテイメント社は、既に修正申告を済ませ、「再発防止に努めることを誓います」とコメントしています。(04日18:40)