 |
2008年9月4日(木) 19:25 |
|
 |
香川大の手作り人工衛星が完成
香川大学の研究グループが開発を進めていた超小型人工衛星「スターズ」がついに完成しました。来年、種子島宇宙センターからロケットで打ち上げられる予定です。
超小型人工衛星「スターズ」の組立作業を行なうのは、工学部の能見公博准教授の研究グループです。 埃の入らないエアカーテンを取り付けた部屋で、慎重に部品を取り付けます。 人工衛星「スターズ」は、食パン1斤ほどの大きさの親機と子機に分かれており、特殊な繊維で作られた紐でつながっています。 子機に取り付けられたカメラで、親機の写真や映像を撮影し、地上に配信する仕組みです。 完成した「スターズ」は、今後、筑波宇宙センターでロケットに乗せるための試験が行なわれます。 その後、種子島に運ばれ、東大阪市の人工衛星「まいど1号」などと相乗りの形で、来年の1月から2月の間に宇宙に打ち上げられます。 プロジェクト発足から3年半、地方大学から宇宙への夢を乗せた人工衛星「スターズ」は打ち上げに向けていよいよ秒読み段階に入ります。
|
|