岡山放送局

2008年9月4日 21時11分更新

吉備路マラソン大会復活へ


総社市は、5年前から中止していた恒例行事の吉備路マラソン大会を、来年2月に復活させることにしました。

備中国分寺の五重塔など、吉備路の美しい風景を走る吉備路マラソン大会は、総社市の恒例行事として毎年2月に行われていましたが、参加者が増えてコースに密集するようになり、安全確保が難しくなったとして5年前に中止されました。

しかし、総社市では、市内で道路の整備が進んで、十分な広さがある安全なコースを設定することが可能になったとして、マラソン大会を来年2月15日に復活することにしました。

大会では、42.195キロを走るフルマラソンと、5キロのファミリーマラソンの2つの部門でレースが行われる予定で、市では現在、コースの最終的な調整を行っているほか、ことし11月から参加者を募集することにしています。

総社市は、4日から始まる定例市議会に、大会の経費1800万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を提出することにしていて、「マラソン大会を通して総社市を全国にアピールしたい」と話しています。