2008年9月4日 21時11分更新
倉敷市の9月定例市議会が4日、開会し、来年度から、小学校6年生までの子どもの入院医療費を無料にするための、準備に必要な経費などを盛り込んだ、一般会計で68億7000万円あまりの補正予算案が提案されました。
倉敷市の定例市議会は4日午前10時から始まり、伊東市長が、今年度の当初予算では支出が最小限にとどめられていたため、大幅な補正が必要なことを説明し、一般会計で68億7400万円あまりの補正予算案などあわせて20の議案が提案されました。
補正予算案には、来年4月から、入院医療費が無料となる年齢を、現在の小学校就学前から小学校6年生まで引き上げるための準備に必要な費用として、1700万円あまりが盛り込まれています。
また、専門家の意見を市政運営に役立てるために、全国で活躍する学識経験者などを市のアドバイザーに委嘱するための費用として、130万円あまりが計上されています。
4日の市議会では、倉敷市児島地区で盛んに作られているジーンズをPRしようと、市長や議員たちが、デニム地の服を身につけて出席しました。
定例市議会は今月26日まで23日間の日程で開かれます。