2008年9月4日 21時11分更新
岡山県津山市で、新たに農業を始めることをめざしている中高年の人たちが、県特産のブドウ、ピオーネの収穫作業を行いました。
収穫作業を行ったのは、津山市の「いきいき援農塾」で果物の栽培方法を学んでいる50歳から73歳の受講者8人です。
受講者たちは4日、津山市上横野にある実習用の果樹園で、農家の指導を受けながら、ことし5月から育ててきた県特産のブドウ・ピオーネの収穫作業を行いました。
受講者たちは、みずから花の管理をしたり、房を整えたりして、丹精して育ててきたピオーネの房をはさみで一つずつていねいに切り取っていきました。
受講者たちは、収穫したピオーネの全体の形を見たり、粒の大きさや甘みなどを調べたりして、品質を確認したあと、商品にするための袋詰めのコツなどを教えてもらっていました。
塾によりますと、ことしは、夏場の気温が高かったことから、色づきは悪かったものの、甘みは十分だということで、受講者たちは「こんなに立派にできるとは思ってなかった。」とか、「来年からはブドウづくりに本格的に挑戦します。」などと話していました。