[2008年9月3日(水)の KCT TVニュースから]倉敷市市立大審議会が中間答申 「当面の間 短大として存続を」(倉敷市)
倉敷市立短期大学の4年制移行などを協議する倉敷市市立大学審議会は「当面の間、短大として存続させ、短大としての優秀さをさらに向上させるのがよい」とする中間答申をまとめ倉敷市長に手渡しました。 倉敷市役所には倉敷市市立大学審議会の岡本 輝代志会長が訪れ、伊東香織市長へ中間答申書を手渡しました。中間答申によると、倉敷市の厳しい財政状況を踏まえ、短大の4年制移行は、将来の課題としています。当面の間、短大のままで存続させ、地域住民に開かれた教育機関にするなど、他の大学・短大との差別化を図り、現在の機能の充実を図るべきであるとしています。倉敷市は、今後短大側と機能アップ策などの具体案をまとめ、年度末の最終答申に間に合うように協議を重ねていきたいとしています。 コアテック新工場で安全祈願祭(総社市)
去年8月、総社市が仲介する形で企業誘致が決まったコアテック(株)の新工場建設の安全祈願祭が行われました。 総社市赤浜に本社工場を置くコアテック株式会社は、省力化機械・設備の開発メーカーです。本社工場が手狭になったことから近隣に新たな工場用地を求めていたところ、総社市の仲介により去年の8月に総社市東阿曽の旧鋳物メーカー工場跡地を取得し、新工場建設となりました。第一期工事として、およそ3800平方メートルに建設される阿曽工場は、鉄骨造り平屋一部二階建てで、液晶パネルの検査装置やベアリングメーカーが使う組み立て機械などを生産する予定です。さらに、「クリーンルーム」を備えた工場として医療機器の製造分野へ進出する計画です。安全祈願祭では、コアテックの須増仁志代表取締役社長などが鍬入れを行い、工事の安全を祈りました。阿曽工場の完成は、来年3月で、4月から本格操業の予定です。 総社市に特別支援学校をつくる会 出発式(総社市)
総社市の障がい児や障がい者の団体が連携して総社市に特別支援学校をつくる会を発足させました。 総社市総合福祉センターで行われた会の出発式には、発起人である総社市内の障がい児を持つ親の会など9団体の代表や片岡聡一総社市長などおよそ30人が出席しました。発起人代表の山口修市さんは「9団体による初の連合会になり、長年の夢、総社に特別支援学校をつくることをかなえようとしています。諦めず署名活動をしてください」と挨拶しました。来賓として出席した片岡市長は「子育て王国の取り組みの中で特別支援学校は必要だと思っており,現実のものにするよう皆様の協力をお願いします」と話しました。総社市からは早島養護学校と岡山南養護学校にあわせて38人が通っていますが、通学に時間がかかるなど児童や親の負担が大きいのが現状です。総社市に特別支援学校をつくる会では1万人分の署名を目標に活動しており、およそ5千人分が集まっています。目標の署名が集まれば、総社市議会へ岡山県への陳情を提案し、県へ要望書を提出する予定です。 大原美術館 「アンリ・マティス」コレクション展(倉敷市)
20世紀美術の巨匠アンリ・マティスの作品を一堂に展示したコレクション展が大原美術館で開催されています。 本館には油彩画やデッサン、書籍の挿絵などおよそ60点が並べられました。大原美術館が所蔵する全てのマティスの作品を一度に公開するのは今回が初めてのことです。今回のコレクション展では1921年と1951年に倉敷で開かれた展示会の貴重な資料も多く出品されています。大原美術館を代表する名画の一つ「マティス嬢の肖像」。児島虎次郎がマティス本人を説得し日本に持ち帰った作品です。この絵は1921年に倉敷で開かれたフランス名画展で展示されました。大原美術館の建設前のことで、日本人が芸術大国フランスの絵画を目にした最初の歴史的出来事でした。一方、1951年には日本で最初のマティス展が倉敷で盛大に開催されました。会場では当時の様子がビデオで紹介されています。倉敷の街は日本とフランスの国旗や案内看板などでマティス展一色に染まりました。展示会には全国から美術ファンが詰めかけ、1週間の会期中に2万2千人を動員しました。当時の美術館の年間の入館者数が5万人前後だったことを考えれば、空前の大ブームだったと言えます。大原総一郎・元理事長の姿も見えます。そして一番の見どころは20枚のカラフルな切り絵が展示されたこちらのコーナーです。挿絵本「ジャズ」はまさにハサミを使ったデッサン。マティスの画家としてのセンスと独自の表現を見ることができます。大原美術館の企画展「大原美術館とマティス」は、9月28日まで大原美術館本館で開催されています。 渋川海水浴場利用者数 昨年より2千人増(玉野市)
玉野市は、2日、今年の渋川海水浴場の利用状況を発表しました。利用者は去年より2千人増えています。 今年の6月29日(日)から8月31日(日)までの64日間のうち遊泳できなかったのは、強風が吹いた8月20日の午後、半日のみです。この間の利用客数は、9万1千人で、去年と比べると2千人増えています。また、車の駐車台数も373台増加しました。増えた要因は、週末の天候や良かったことと、7月中の利用者が去年より大幅に増加したことで、ガソリン高騰の影響で8月は、やや客足が鈍ったもののトータルでは、前年比2・2%増となりました。なお、利用者が2千人増えたのに対して去年一人の犠牲者を出した水の事故による死亡者はありませんでした。 国際ソロプチミスト 設立20周年で市に車寄贈(総社市)
設立20周年を迎える国際ソロプチミスト総社は、総社市へ記念事業として普通車と軽四自動車の2台を寄贈しました。 贈呈式には国際ソロプチミスト総社のメンバーや片岡聡一総社市長などおよそ30人が出席しました。国際ソロプチミスト総社20周年記念式典実行委員会副委員長の冨岡美代子さんは、地域の人々の支えがあって20年間奉仕活動を続けてこられたことに感謝し、片岡市長へ目録を手渡しました。また、副委員長の倉森昌子さんからは鍵のレプリカが贈られました。片岡市長は「いただいた車を子育て王国号として大切に使わせていただきます」とお礼を述べました。寄贈されたのは8人乗り乗用車と4人乗りの軽四自動車で、総社市が進めている「子育て王国そうじゃ」のロゴマークが左右のドアに貼り付けてあります。総社市では早速、明日から生後4ヶ月までの赤ちゃんがいる家庭への訪問事業に利用することにしています。国際ソロプチミスト総社は地域社会への奉仕活動を続けており、これまでに放課後児童クラブへ支援金を寄付したり、カンボジアへ苗木を寄贈したりしています。20周年記念式典は、来年2月17日に岡山市内のホテルで開かれます。 総社ミュージックフェスタ2008(総社市)
総社市内のコーラスや大正琴グループなどの年に一度の音楽発表会ミュージックフェスタ2008が8月31日に開催されました。 総社ミュージックフェスタは、およそ30年の歴史をもつ音楽の祭典です。総社市民会館大ホールのステージでは、オカリナフレンズ総社をはじめ、総社市民コーラス、コール総社などのコーラスグループや、琴名流、琴伝流といった大正琴愛好グループ8団体が競演しました。総社市を拠点に活動するアマチュアコーラスグループ「合唱団こぶ」は、男声5人によるアカペラで『真っ赤な太陽』のほか35人のメンバー全員で『時代』を合唱するなど今月21日開催の中国大会出場に向け磨きをかけているハーモニーを披露しました。さらに、会場では、歌声喫茶コーナーも設けられ訪れたおよそ500人が「ドレミの歌」や「手のひらを太陽に」などの曲を大合唱しました。 ビデオレター 瀬戸大橋納涼クルーズ(倉敷市)
続いては、視聴者からお寄せいただいた映像や写真を紹介するコーナーです。きょうは、倉敷市児島下の町の三村 啓介さんから、先月30日に行われた『瀬戸大橋納涼クルーズ』の映像が届きましたよ。 瀬戸大橋納涼クルーズは、FMくらしきが周波数の82・8メガヘルツの数字にちなんで毎年、8月28日前後に開いている催しなんです。三村さんは瀬戸大橋の撮影をライフワークの一つにしており、毎年、楽しみに参加しているんです。御座船には、およそ350人が乗船し、JR児島駅前の児島観光港から瀬戸大橋を目指しました。外国人の乗船客の姿も多く見られますね。今年は、瀬戸大橋が開通して20年、例年以上にこのイベントへの関心も高かったということですよ。この日は、残念ながら曇り空で夕日を眺めることはできませんでしたが、茜色に染まる夕空は綺麗ですね。瀬戸内海も真っ赤に染まってて、見事な情景ですね。この日は、土曜日ということで夜になると瀬戸大橋のライトアップもあり、存分にクルージングを堪能できたようですよ。三村さんは「普段見られない瀬戸内海からの景色は格別で、これからも瀬戸大橋やそれを取り巻く生活や環境を撮り続けたい」と話されていました。 シニアのためのデジタル写真活用入門(倉敷市)
倉敷芸術科学大学の「まちなかきゃんぱす」で、パソコン初心者のシニアを対象にしたデジタル写真活用入門講座が開かれました。 この講座は、デジタルカメラで写真を撮影しても、そのあと写真店に持って行ったり、処理しないでそのままにしているようなシニアを対象に開かれたもので、パソコンを使って写真を印刷したりカレンダーやポストカードを作る方法を学びました。 講師には、倉敷芸術科学大学IТ科学科の中川重和教授をはじめ芸科大の学生があたり、デジタルカメラやカメラ機能付き携帯電話で撮影した写真を保存するメモリーカードをパソコンに接続して写真をパソコン画面に取り込む方法などを指導しました。受講生は、キーボードやマウスと格闘しながらも写真データをフォルダーに保存したりカレンダーを作るソフト画面に貼り付けたりとこれまで、出来なかったパソコン操作を習っていました。シニアのためのデジタル写真活用入門講座は、9月10日と17日の午後1時半から同じ内容で開かれます。受講希望の方は、倉敷芸科大の「まちなかきゃんぱす」へお問い合わせください。 バーテンダー全国大会予選会 オリジナルカクテルの味と技競う(倉敷市)
オリジナルカクテルの味や技術などを競う「全国ジュニアバーテンダーカクテルコンペティション」の予選会が、きのう(2日)、倉敷市内のホテルで開かれました。 この予選会は、日本バーテンダー協会倉敷支部と岡山支部が合同で開いたもので、倉敷や岡山市内のバーで働くバーテンダー5人がエントリーしました。予選会では、6分の制限時間内に予めそれぞれの選手が考案したオリジナルのカクテルを作ります。一度に5杯作るため、シェイカーは、通常使うものよりひと回り大きく重さは2キロにもなります。静まり返った会場には、シェイカーを振る音だけが響いていました。6人の審査員が、味や色彩・香りに加えネーミングや創作意図が作品と一致しているかなどを審査しました。審査の結果、倉敷支部の山下まゆみさんと岡山支部の三野大樹さんが全国大会に出場します。全国大会は、11月2日に東京で開かれる予定で、全国の代表107人が腕を競います。 (最終更新 09/03-19:05) |