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橋下知事 石原都知事と「密会」
柏原市発注の工事で談合か 業者を逮捕へ
大阪市が大幅経費削減案を発表
京都の観光名所「寺田屋」に“再建”疑惑
エステサロン店長ら逮捕 医師法違反
「課長」のニセ名刺でお見合いパーティー 徳島県職員を懲戒免職
滋賀県の690億円返済案を可決 造林公社債務
和歌山城クリーン作戦 陸上自衛隊
「仕切り役」業者を聴取 柏原市水道工事で談合か
贈賄の会社会長に有罪 国交省キャリア汚職
海自・補給艦「ましゅう」 帰国
クジラ追い込み漁
「組長に請求する」で・・・ ハンバーガー代金返した組員の初公判
最終更新日時:2008年9月4日 21:02
 

橋下知事 石原都知事と「密会」
石原知事との会談を終えた橋下知事(3日夜)
「霞ヶ関行脚」を行なっている大阪府の橋下徹知事。3日夜、石原都知事とのトップ会談のため、赤坂の料亭に入る様子をカメラが捉えました。
3日、東京で各大臣に会い、大阪のトップセールスを行なった橋下知事。その夜、東京・赤坂の料亭に入っていく橋下知事の姿を、関西テレビのカメラが捉えました。橋下知事がこっそり会って話をしたのは、東京都の石原慎太郎都知事です。取材に対して石原知事は「全部、密談!」とだけ言い残し、足早に車に乗り込みました。一方の橋下知事は「とにかく国の仕組みを変えなきゃいけない。空港問題など、何から何まで政治力が必要。都知事の力を借りながら頑張っていく」と話しました。伊丹と関空、羽田と成田・・・。空港のあり方をめぐり、似たような問題を抱える知事として、意見交換をしたものとみられます。
一夜明けた4日、橋下知事は国土交通省を訪れ、谷垣禎一大臣と会談。関西3空港問題について、まずは国が空港戦略を出してほしいと要望しました。会談後、橋下知事は「3つの空港は、関西では供給過剰だ。北米便は成田・羽田、アジア便は関空と日本国民の利用者を分けてもらわないと」と話しました。また石原知事との「密談」については「都知事からは『何かあったら言ってこい、全面的に応援する』と言われ、心強い」と話しました。トップ会談で石原都知事の応援を得た橋下知事。3空港の将来像を、頭の中でどのように思い描いているのでしょうか。
( 2008/09/04 20:58 更新)
柏原市発注の工事で談合か 業者を逮捕へ
任意同行に応じる会社社長
大阪府柏原市が発注した工事の入札で、参加業者全てが予定価格と同じ金額で応札するという異常な事態が相次ぎ、大阪地検特捜部は3日、業者の事情聴取に踏み切りました。特捜部は容疑が固まり次第、仕切り役の業者を逮捕する方針です。
偽計入札妨害の疑いで事情聴取を受けているのは、柏原市内の業者でつくる談合組織の仕切り役とされる建設会社社長(47)ら数人です。去年12月の柏原市発注の水道工事の入札では、参加の8業者全てが、市が公表していた上限金額にあたる予定価格と同じ額で応札しました。その後、くじ引きが行われ、結果的に予定価格と同額での落札になりました。こうした不自然な入札は、去年10月から今年2月にかけて、少なくとも11件にのぼっていました。談合といえば、参加業者で事前に落札業者を決め、その業者が一番低い価格を入れるのがこれまでに多く見られた手口です。しかし、今回は全ての業者が市が決めた最高の額を応札、くじで落札業者を決めます。そうした談合を繰り返して、組織全体の利益アップを図ったとみられます。市長は会見を開き「おかしいという感覚はありましたが、情勢を見ようと思った」と話し、「市が黙認していたのでは」という質問に対しては「全くない」と答えました。特捜部の調べに対して、一部の業者は談合を認めています。仕切り役の建設会社社長は否定していますが、特捜部では容疑が固まり次第、逮捕する方針です。
( 2008/09/04 20:18 更新)
大阪市が大幅経費削減案を発表
削減案を発表する平松市長
大阪市の平松市長は4日、来年度からの2年間で約690億円にのぼる大幅な経費削減案を発表しました。全職員の給料5%カットなど、大幅な人件費削減にものぞみます。
平松市長が打ち出した2年間で約690億円にのぼる経費削減案。大阪市は来年度から全職員の給料5%・管理職手当の10%をカットし、2017年までに2900億円にのぼる人件費を削減する方針です。市は2年後までに約900億円の経常経費削減を目指していましたが、まだ目標の半分にも届いていないほか、将来1200億円の赤字も見込まれていることから人件費削減でカバーしようというものです。政令指定都市の中で最も低い給料は、月額30万7900円とさらに低くなります。市は1200に上る事業などの経費も削減。これまで70歳以上のお年寄りに配られていた、バスや地下鉄が無料となる優待乗車証にも5000円の上限を設けるなどして27億円を削減します。また、心身症の子どもたちが通う寄宿舎制の貝塚養護学校については、来年4月に市内の別の学校に機能を移転させることで1280万円を削減する方針です。大阪市は削減案を公開し市民からの意見を募ることにしていますが、裏金の発覚が相次ぐ中でいかに市民からの理解を得るかが課題となりそうです。
( 2008/09/04 21:02 更新)
京都の観光名所「寺田屋」に“再建”疑惑
旅館「寺田屋」(京都・伏見区)
幕末に坂本龍馬が襲撃された場所として知られ、「当時のまま」であることを売り文句にしていた京都の旅館「寺田屋」。しかし、その建物が、明治以降に再建されたものだった可能性があることがわかり、京都市が調査を始めました。
年間約7万人もの人が訪れる京都市伏見区の旅館「寺田屋」。1866年に起きた「坂本龍馬暗殺未遂事件」の舞台として知られる場所です。風呂に入っていた竜馬の後の妻・お龍は、敵が来たことを知って裸同然での階段を駆け上がり、部屋にいた竜馬に知らせたといいます。知らせを受けた龍馬はピストルで応戦し、危うく難を逃れたとされています。寺田屋の津幡学さんは「こちらが、応戦に使ったピストルの弾の痕というふうに聞き伝わっております」と話し、館内アナウンスでも「この寺田屋は、事件の舞台となった当時の船宿そのものでございます」と解説しています。
しかし、この寺田屋に、ある疑惑が浮上したのです。霊山歴史館の木村幸比古学芸課長によると、寺田屋は「1868年の鳥羽伏見の戦いで全焼した」とのこと。寺田屋は暗殺未遂の2年後、鳥羽・伏見の戦いで全焼し、明治以降に再建されたという説があることがわかったのです。このことを知った京都市は、観光案内のホームページから「寺田屋」を削除して調査を開始。これに対し、寺田屋の津幡学さんは「聞き伝えでは、当時からのものを保存してきていると伝わっております。当時のままであるという認識には、変わりございません」と話しました。訪れた観光客からは「ウソだったっていうガッカリはやめてほしいと思うので信じます」「『歴史は歴史、夢は夢』で、そのままでいいんじゃないか」といった声が聞かれました。京都市は「当時のものでないことがわかれば、誤解を招かないように改善を求める」と話しています。
( 2008/09/04 20:55 更新)
エステサロン店長ら逮捕 医師法違反
美容エステサロン「キュア」(京都・南区)
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医師免許がないのに、光を当てる機械を使って脱毛手術をしたとして、京都市内のエステサロンの女性店長ら3人が逮捕されました。手術を受けた女性客の中には、やけどをした人もいました。
医師法違反の疑いで逮捕されたのは、京都市南区の美容エステサロン「キュア」の店長・井芹可奈恵容疑者(28)と、女性従業員の2人です。調べによりますと、井芹容疑者らは医師免許がないのに、強力な光で毛根を破壊する機器を使って脱毛手術をした疑いです。脱毛手術を受けた女性が「ふくらはぎにやけどをした」と警察に相談して発覚したもので、これまでに130人以上が同じ手術を受けていることから、やけどの被害者は増えるとみられます。井芹容疑者らは「やけどをさせたことは間違いないが、医療行為にあたるとは知らなかった」と話していて、警察では今後、業務上過失傷害の容疑でも3人を調べる方針です。
( 2008/09/04 20:34 更新)
「課長」のニセ名刺でお見合いパーティー 徳島県職員を懲戒免職
富永課長補佐が作ったニセ名刺
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徳島県の技術「課長補佐」だった男性職員が、自分の役職を「課長」と偽る名刺を勝手に作り、お見合いパーティーで出会った女性に渡していたなどとして懲戒免職されました。
「課長」の肩書きで始まる公務員の名刺。しかし、作ったのは徳島県県土整備部の富永栄一課長補佐(54)です。県によりますと、富永課長補佐は自分の役職を「課長」と偽る名刺を自分のパソコンで10枚作り、うち1枚を今年5月に開かれたお見合いパーティーで知り合った女性に渡したということです。他にも、業務上付き合いのある建設業者などから総額で約1100万円の借金をするなど、公務員の信用を失墜させたとして3日付で懲戒免職されました。県の調査に対し富永課長補佐は「みんなが自分を『課長』と呼んでいたので課長気分だった。名刺は遊びのつもりで作成した」と話しているということです。県は「非常に遺憾であり、再発防止に全力を尽くしたい」とコメントしています。
( 2008/09/04 20:39 更新)
滋賀県の690億円返済案を可決 造林公社債務
滋賀県は利息を含む690億円を分割返済へ
滋賀県の造林公社問題で、県が1000億円以上の債務の一部を肩代わりし、今後42年間に渡って返済する案が可決されました。4日の滋賀県議会で、造林公社の債務を県が肩代わりする予算案が全会一致で可決されました。滋賀県造林公社など2社は、自治体から融資を受け杉などの植林をおこなってきました。しかし、木材価格の下落で債務が1057億円に膨れ上がり、借入先から480億円の一括返済を求められていました。このため、滋賀県は利息を含む690億円を、県が今後42年間に渡って分割返済することを決め、4日の県議会で可決されました。滋賀県の嘉田由紀子知事は「県政の混乱を避けるための苦渋の選択であり、これは終わりでなく次の始まりです」と険しい表情をみせました。
( 2008/09/04 14:23 更新)
和歌山城クリーン作戦 陸上自衛隊
秋の行楽シーズンを前に、和歌山城はスッキリ
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和歌山城では天守閣や石垣をきれいにしようと、4日朝から陸上自衛隊による和歌山城クリーン作戦が始まりました。4日は早朝から、大阪府和泉市の陸上自衛隊信太山駐屯地の隊員ら130人が準備を整え、天守閣や石垣に向かいました。このクリーン作戦は、掃除が難しい和歌山城の天守閣の屋根についた鳩の糞や、お堀の石垣の雑草を刈り取る作業を自衛隊が行うもので、訓練も兼ねているということです。4日の和歌山市は青空が広がった暑い一日となり、命綱をつけた隊員たちも、汗だくになりながら掃除に精を出しています。このクリーン作戦は5日まで行われ、秋の行楽シーズンを前に和歌山城はさっぱりと生まれ変わります。
( 2008/09/04 14:20 更新)
「仕切り役」業者を聴取 柏原市水道工事で談合か
「仕切り役」とされる建設会社社長
大阪府柏原市発注の水道工事の入札で、複数の地元業者が談合していた疑いが強まり、大阪地検特捜部が仕切り役とされる業者から事情を聞いています。事情聴取を受けているのは、柏原市にある建設会社の社長(47)です。柏原市の水道工事では去年12月、市内の8つの業者が予定価格と全く同じ額を入れる、不自然な入札がありました。そのため、落札業者はくじ引きで決められ、結果的に市が定めた上限の額での落札となりました。関係者によりますと、柏原市内には複数の業者で作る談合組織があり、特捜部では、この不自然な入札は、建設会社社長が仕切り役を務めた談合によるものとみています。岡本泰明柏原市長は業者が事情聴取を受けていることについて、「もし談合していたら、けしからん。(談合を)黙認はしてない。公正取引委員会に言ってある」とコメントしました。柏原市が発注した水道工事では、他にも6件、去年10月から今年2月にかけて、談合が疑われる不自然な入札があり、特捜部は、建設会社社長の事情聴取を続け実態解明をすすめています。
( 2008/09/04 12:31 更新)
贈賄の会社会長に有罪 国交省キャリア汚職
「積極的に金を渡したわけでない」と河田被告に執行猶予付きの判決
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自分の会社の工法を採用して貰う見返りに、国土交通省の職員に賄賂を渡したとされる会長に対し、大阪地裁は執行猶予つきの有罪判決を言い渡しました。贈賄の罪で判決を受けたのは、奈良の防水工事会社「カワタ」の会長・河田良人被告(56)です。河田被告は3年前、国営沖縄記念公園事務所が発注した防水工事に絡み、当時の事務所長だった上島晃嗣被告(53)に対し、カワタが特許を持つ工法の採用を働きかけ、その見返りとして、約360万円を上島被告に渡したとされます。4日の判決で、大阪地裁の長井秀典裁判長は、「犯行の手口は巧妙で、反省の態度もみられない」として、河田被告に懲役1年6ヵ月を言い渡しました。一方で「ワイロは上島被告の求めに応じたもので、被告が積極的に金を渡したわけではない」などとし、4年の執行猶予としました。
( 2008/09/04 12:27 更新)
海自・補給艦「ましゅう」 帰国
インド洋派遣から舞鶴港に帰港
新テロ対策特別措置法に基づき、インド洋に派遣されていた海上自衛隊の補給艦「ましゅう」が、京都府の舞鶴港に帰港しました。午前10時、海上自衛隊の補給艦「ましゅう」は、133人の隊員とともに舞鶴港に帰港しました。「ましゅう」は新テロ対策特別措置法の成立を受けて、今年4月にインド洋へ派遣され、アメリカなど7カ国の艦艇に給油活動を行ってきました。舞鶴からは初めての派遣となった女性隊員14人も任務を終え、無事帰国しました。帰国した隊員からは「(子どもが)すごい成長しましたね」「日本と違う暑さだった」といった声が聞かれました。家族と5ヶ月ぶりに再会した隊員たちは、この後、少し遅い夏休みに入ります。
( 2008/09/04 12:22 更新)
クジラ追い込み漁
古くから伝わる伝統漁法(和歌山・太地町)
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クジラの町として知られる和歌山県太地町では、伝統のクジラの追い込み漁が始まりました。クジラの追い込み漁は太地町に古くから伝わる伝統漁法で、漁船の船べりから海中に入れた鉄の棒をカンカンとたたいて追い込み、生け捕りする独特のもので、太地町ならではのものです。太地沖、約20キロの熊野灘で、クジラの群れ30頭を発見した漁船13隻はクジラを囲み、約5時間あまりかけて、畠尻湾に追い込みます。今月1日から始ったこのクジラの追い込み漁は、4日までに30頭のマゴンドウクジラを捕獲したということです。クジラの追い込み漁は国際捕鯨委員会の規制対象外で、国の指導により県が許可していて、来年4月末まで続けられます。
( 2008/09/04 12:18 更新)
「組長に請求する」で・・・ ハンバーガー代金返した組員の初公判
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京都市内のハンバーガー店で商品を脅し取り、「組長に代金を請求する」と言われて代金を支払った暴力団組員の男の初公判が開かれました。
恐喝の罪に問われているのは、山口組系の暴力団組員・赤木聖被告(38)です。起訴状によりますと、赤木被告は今年6月、京都市伏見区にあるハンバーガー店のドライブスルーで、店員に腕の入れ墨を見せ「服が雨に濡れて気分が悪いんや」などと脅し、商品の代金を踏み倒したとされます。初公判で赤木被告は、起訴事実を大筋で認めました。一方、検察側は冒頭陳述で「被告は犯行後も店に電話をかけ、因縁を付けて金を要求するなどした」と指摘しました。赤木被告は、改正暴力団対策法により店側から「代金を支払わなければ山口組トップの司忍組長に代わりに請求する」と伝えられ、代金820円を支払っています。
( 2008/09/04 10:29 更新)


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