がに股のまま放尿をし終えた五月は、ぺたりと地面に腰を下ろしてしまった。

ぜぇぜぇと肩で上下させて荒い呼吸を繰り返す。

虚ろな目からは涙がぽろぽろと毀れ、閉じ合わさったまんこからは尿の残りがチョロチョロと流れ出ている。

「はぁ…はぁ…圭くん見てくれたかな…」

「私…こんな惨めな格好で…晒し者になったよ…」

「おっぱいも…あそこも…大勢の人に見せたよ…」

「すっぽんぽんのがに股で歩きながら…おしっこしたよ…」

「私…ちゃんと生き恥かいたよ…」

ぽつぽつと、独り言のように、五月は呟く。

「ああ…やっぱり…だめだよ…うっ…こんな惨めな姿…うぅっ…圭くんに見せられないや…」

そのまま、声を殺して五月は泣いた。

五月の嗚咽を背に、画面は暗転していった。

 

俺は…どうしたらいいのか分からなかった。

 

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