五月は一瞬びくっとなり、怯えたような目でこちらを見ると、おっぱいとまんこを隠していた手を背中で組み、
背筋を伸ばして前を見据えると、ゆっくりと歩き出した。
「うわっ…何あの娘…」
「イジメ…?」
「すっげー…」
「便所女だってよ、ひゃはは」
「露出狂だ!すげー初めて見るよ!」
遠慮のない視線と嘲笑に、五月は顔をゆでだこのように赤く染め、涙ぐみながらも、
真っ直ぐ前へ歩いてゆく。
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