ブエノスアイレス(AP) 南米アルゼンチンのクリスティナ・フェルナンデス・デ・キルチネル大統領は2日、主要債権国会議(パリクラブ)に対する同国の負債、約67億ドル(約7200億円)を完済すると発表した。
フェルナンデス大統領によると、471億ドルに積み上がった外貨準備の約6分の1を返済に充てる。
アルゼンチンは2001年に対外債務の一方的支払い停止を表明し、事実上の債務不履行(デフォルト)を宣言。フェルナンデス大統領の夫であるキルチネル前大統領が債務返済への道筋をつけていた。