福島県の県立大野病院で帝王切開の手術中に女性が死亡した事故をめぐる裁判で、先月20日、福島地方裁判所で無罪判決を受けた加藤克彦医師の無罪が確定しました。 検察側は新たな証言や証拠を見つけるのは難しく、裁判所の判断を覆すのは困難だとして、控訴しないことを明らかにしていました。 無罪の確定を受け、福島県は休職処分としていた加藤医師を4日付で復職させました。また、合わせて減給処分の撤回も検討する方針です。(04日11:51)