このブログは桜井淳水戸事務所と桜井淳カリフォルニア事務所の(1)業務内容(2)桜井淳個人情報(3)米国での活動内容(4)専門家養成のための学術セミナー開催案内等を掲載するHP代わりの硬いブログです。スタッフが交替で最新情報の更新や新項の追加をしています。 各項を順序よく読むと(a)事務所業務内容紹介(b)桜井所長学歴(c)哲学(d)著書(e)学術セミナー(f)米国での活動内容等、情報の価値が分かります。ここに記載した情報の信頼性は、他のいかなる組織・団体・文献・電子情報よりも、格段に高く、すべての判断基準になります。情報の信頼性については両事務所のスタッフがすべて責任を負います。著作権・情報のオリジナリティを確保するため、本ブログの内容のコピー・事実関係の引用・電子媒体へのリンク等は、すべて禁止します。不正行為を確認した場合には米国感覚で法的手続きを行います。事務所への連絡・メッセージは、各項の欄外のメールマークをクリックすれば、わかるように、アメーバ会員に手続きすれば、誰でも、自由にできます。ただし、送信者の身元は、サイバーエージェントによって管理されています。
桜井淳所長に拠れば、桜井所長が一時期一緒に仕事をしたことがある、数歳年上のSは、指数法による未臨界度測定をライフワークとしていましたが、査読付論文の数が非常に少なく、現役人生のそのほとんどを自身が理解を得るための「研鑽」や「勉学」と称する活動のために費やしており、いわゆる査読付論文として位置づけられる論文はわずか2編しかなく、その残りは国際会議論文や組織内報告書だけで、そのまま定年退職しましたが、桜井所長によれば、国際会議論文は、論文テーマについての審査だけで内容は審査されないために、これらは査読付論文には値しないそうで、査読付論文が一定数なければ昇格させないというその組織の昇格基準は研究者にとっては大変厳しいものの、研究者を厳しく鍛え陶冶するという意味では非常に妥当なものと考えており、ところが最近昇格基準が緩和され、国際会議論文も査読付論文と同格に位置づけられるようになったそうで、そのためあまり努力をしない研究者や論文の書けない無能な研究者が安易に昇格するようになっており、研究水準の低下を招くことを桜井所長は懸念しているそうですが、やはり論文の多い人というのは見えないところで猛烈な努力をしているもので、イチローはたやすく安打を打っているようで、実は寮の部屋の床に穴が開くくらい素振りをしていたというのは有名な話で、Sの属した研究グループは伝統的に論文の数が非常に少なく、数少ない例外としてIがいましたが(Iは常々「年二本の査読付論文が書けないとだめだ」と豪語してたそうです)、すぐに大学に転出してしまったそうで、それもやむを得ないのかもしれませんが、マルクス主義的にいえば給与というのは労働の対価であると考えると、研究者というのは論文を書いて学術の進展に貢献して初めて仕事をしたと言えて、その対価として給料をもらう資格があるのであって、野球選手でいえば、打撃練習でいくら本塁打を放とうか、試合で安打が出なければまったく何も仕事をしなかったとみなされ戦力外通告を受けるように、施設管理や許認可業務のノルマがないにもかかわらず3年間に1本も査読付論文(国際会議は含まない)が書けない研究者は、もはや研究者として給料をもらう資格はなく、もしもらっているとしたら給料泥棒で、管理部門などへ異動させるような大胆で柔軟な人事制度が必要だという組織論を持っているそうで、Sが未臨界研究をやっていたことはこの分野にとっては不幸なことだったそうですが、桜井所長は未臨界研究のパラダイム転換を促すために、かつて日本原子力学会誌に掲載した技術報告「指数実験およびモンテカルロ計算によって評価された未臨界度の比較」(原子力誌、Vol.40, No.4, pp.52-59(1998))を復刻させ(昔は、技術報告と原著論文に分けて掲載されていましたが、いまの論文誌では、両者に差がないとして、原著論文となっています)、臨界ではなく未臨界体系での高精度の実効中性子増倍率(keff)バイアス評価に乗り出そうとしているそうで、そのためにはYが案出したMCNPのガンマ固有値モード計算機能("An algorithm of α- and γ-Mode eigenvalue calculation by Monte Carlo method", Proc. 7th Int. Conf. Nucl.Criticality Safety ICNC2003, Tokai, Ibaraki, Japan, Octber 20-24, 2003, pp.590-594(2003))を使うことが必要だそうで、この機能は非常に斬新だと桜井所長は考えているそうですが、Yの案出したウィーラント法(Wielandt method)に比べて世界的にあまり注目されていないのは不思議だそうで、Yに拠ればこの研究は組織内で評価されず危うく抹殺されそうになったことがその原因だそうで、さらに桜井所長は、ガンマモードでの中性子スペクトルは高速群のインポータンスが大きくなっているのに対して、keffモードの未臨界の中性子スペクトルも核分裂項をkeffで割るためにガンマモードと同様に高速群のインポータンスが拡大されているので、両モードは互いによくマッチングしており、ガンマ固有値モードを未臨界研究の中心に据えることを目論んでいるそうですが、それによって未臨界制限値としてのkeff=0.95などの妥当性を論証する哲学を展開したいそうです。
桜井淳所長は、九大大学院教授の吉岡斉の学問に違和感を感じており、特に、吉岡が、よく、著書の中で繰り返している異様な"構え"、すなわち、自身が研究している科学社会学の研究分野では、自身が体系化しようとしていることに対して、理解し、位置付け、評価してくれる学会や人達がいないということに対し、実際は、そのようなことはなく、歴史的に考察しても、世界の一流の学会論文誌は、常に、新しい学問を受け入れ、評価しており、吉岡の懸念は、的外れであり、しかも、自身が1989年に考案したとされる原子力開発体制についての「二元体制的サブガバメント・モデル」に対しても、学会や原子力界では、完全に無視しており、桜井所長だけがネガティブに議論しているだけで、自身がパラダイムと主張しているものの、具体的な動きが皆無であることを考慮すれば、独りよがりの自画自賛でしかないように受け止めており、これまでの著書での記載内容からすれば、特に高く評価できるようなことは、ひとつもなく、そのような内容での体系化で、はたして、東大で学位が取得できるか否か、疑問に感じているそうです。