夏休み最後の一日。この日は昨日までの豪雨が何とか上がった久しぶりの朝である（結局、夕方から雷雨となってしまったが……）。
この朝も年間第２２主日に与るおんめぐみを頂くことができた。神に感謝である。
祭壇上には司祭が一人、老司祭や助祭もいらっしゃらない。何となく落ち着いたミサであった。
ミサの終わりのお知らせでは、教会委員長から図書の推薦があった。先に１２３さんからの御紹介もあったものである。
『移住者と共に生きる教会』
（谷大二ほか共著；女子パウロ会発行）
（http://shop-pauline.jp/?pid=7635684）
初版発行日は、今年５月１０日であるこの書籍。８月末の今になってなぜ？教会委員長が？という感じである。
さては、教会委員長も拙ブログをご覧になり、谷司教の手前、何らかの措置を取っておかなければならないとお考えになったのであろうか？あさましくも、悲しい「お知らせ」ではあった。
いずれにせよ、当教会の売店でこの『移住者と共に生きる教会』は取り扱っていない様子である。。
総務省では、２００５年６月、「多文化共生の推進に関する研究会」を設置している。
２００６年３月、当該研究会では、『多文化共生の推進に関する研究会報告書〜地域における多文化共生の推進に向けて〜』と題する報告書を発表し、「地域における多文化共生」を「国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的ちがいを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員として共に生きていくこと」と定義している（http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/seikan/kokuko/jpn/job/tabunka/img/repo06.pdf）。
多くの外国人信徒。彼ら、彼女たちは、日本に来て、日本カトリックに触れ、入信したのであろうか？信徒数ではなく、「受洗者数（ただし、幼児洗礼を除く。）」を明らかにして欲しい。もしかすれば、「受洗者数」であれば、「日本人」の方が多いのではないであろうか？
最後の頼みはやはり「日本人」である。「日本」カトリック司教団である。少しは、「日本」における、「日本人」に対する宣教に目を向けても良さそうなものではないか？
そこから始めて、「多文化共生」−「互いに」や「対等の」−という発想が生まれてくるはずである。
松浦悟郎補佐司教や谷大二司教をはじめとする「日本カトリック正義と平和協議会」が主導する「反日」。
「反日」ということで、「日本」を蔑ろにしていれば、基本となる「互いに」や「対等の」という意識を持つことができず、「多文化共生」に向けて何もよろしいことはない。
そんなこと言ってたら、カトリック教会が地域の余計者になる。札付き外国人の溜まり場になったら、努力している外国人まで寄り付かない。ちゃんと文化的違いを克服しないと信頼関係なんて築けない。自分たちの国の習慣を持ち込んで、群れて好き勝手やったら、どうなるんだ！
厳しく指導しないと、「地域社会の構成員として共に生きていくこと」なんて無理！日本文化に合わせられるように、手を貸すべきなんだ！