青森県ドクターヘリ配備先 当面八戸市民病院に青森県の三村申吾知事は3日、ドクターヘリの暫定的な配備先を八戸市立市民病院と決め、本年度内に運航することを定例記者会見で明らかにした。県議会9月定例会に運航経費などを盛り込んだ補正予算案を提出する。運航開始は早くて2009年1月。県内主要病院が連携し、ヘリで搬送された患者の受け入れに協力する。県医療計画は青森市の県立中央病院を中心にヘリを運航管理するとしており、受け入れ態勢が整い次第、配備先を中央病院に移す。 補正予算案には国と県が2分の1ずつ負担する運航経費のほか、八戸市に対するヘリポートや格納庫、通信施設の整備費補助金を計上する。県と八戸市の負担割合は今後公表する。 三村知事は「地域の救急医療を取り巻く環境は非常に厳しい。ヘリ運航による救命率向上を期待したい」と述べた。
2008年09月04日木曜日
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