最終更新: 2008/09/04 12:47

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イージス艦「あたご」衝突事故第1回海難審判 当直士官「漁船が右転したため衝突」

2008年2月、海上自衛隊のイージス艦「あたご」が漁船と衝突した事故で、第1回海難審判が横浜地方海難審判庁で開かれ、事故当時の当直士官は「漁船が右転したため、衝突した」と主張した。
この事故は、2008年2月、千葉・野島崎沖でイージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」が衝突し、漁船の2人が死亡認定されたもの。
横浜地方海難審判理事所は、事故の主な原因は、あたご側の監視が不十分だったことにあると認定していた。
4日の審判に出廷した船戸 健前艦長(53)は、意見陳述で「責任を感じている。大変申し訳なく思っております」と述べた。
一方、事故当時、当直士官だった長岩友久前水雷長(35)は「清徳丸の動静を監視し、衝突のおそれはないと認識していた。清徳丸の右転で新たな危険が生じ、衝突に至った」と主張した。

(09/04 12:37)


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