【芸能】モー娘 矢口真理のフライデー的な考察
2005年04月15日
引きネタです。
というのも、せっかくアクセスカウンターつけたのに、伸びないのはどうしたか?とボスからおしかりをうけるまえに、ジタバタしたとうけとってもらって結構です(^^)
ところが、このアクセスというやつ、おもしろいですね。
ライブドアプロによると、
| 2005年4月のアクセス数 |
| 日付 | アクセス数 |
|---|---|
| 2005-04-01 | |
| 2005-04-02 | |
| 2005-04-03 | |
| 2005-04-04 | |
| 2005-04-05 | |
| 2005-04-06 | |
| 2005-04-07 | |
| 2005-04-08 | |
| 2005-04-09 | |
| 2005-04-10 | |
| 2005-04-11 | |
| 2005-04-12 | |
| 2005-04-13 | |
| 2005-04-14 | |
| 2005-04-15 |
となっている。ま、これみて、ボスや辻野は無邪気によろこんでいる。という、オレも実は無邪気によろこんでいた。しかし、ボスの友人には、色々なやつがいて、ま、その、この世界に詳しい人もいる。その人、うちのブログみて一瞬でわかったみたいなんですね。
「1000越えている?違いますね。アクセス数は1000越えたかもしれませんが、ユニークアクセス数は、100から200でしょう。つまり、このブログをみるひとは、きわめて業界的に限定されたひとで、その人達が、一度ひらいてから、あちこちの記事をみる。なんといっても、記事が長い。一辺には読み切れない。それで、あとからまたアクセスする。この現象がおきている典型的なブログですね。ま、一般的にはほとんどしられていないとおもってよろしい」
って喝破したわけ。それで、ボスがアクセスカウンターをつけて、しかも、条件の厳しい(二重カウント防止付き)にこだわったということなのです。
(なに?モー娘の記事がない?おまたせ、続きをどぞ!)
それで、モー娘の旬の記事をいれて、アクセス数をふやそうという、姑息な実験をしているのです。
フライデーがこの記事 『モー娘。』矢口真理&イケメン俳優小栗俊『通い愛』撮った! を入校したのは、業界的にいうと火曜日、つまり4月12日。発売は、今日金曜日の4月15日。この3日間になにがあったのか?というのがおもしろいけだな。
業界的な慣行として、撮影したのは入校日の前だよね。それから確認取材をする。ま、これは、ギリギリまで引き延ばすとしてもやはり、入校日の火曜日だ。この原稿を入稿して、ま、校了というか校正して最終確認して、印刷所に完全に渡すのは、翌日、水曜日の13日夕方。そこから、印刷所の輪転機がフル回転して、ま、印刷する。これ、業界的な慣行。
木曜日には、見本誌というのが編集部にとどく。これは発売前のフライデーだね。ま、一般の人は、みることができない。でも、そのまえに新聞とか吊り広告(JRとか、地下鉄にぶらさがっているやつ)を発注するから、ま、雑誌のタイトルは、業界内とはいえ広まる。(だから、新聞社の広告部というのは、結構、情報がはやいわけ。さらにいうなら、この前の武富士と朝日新聞のゴシップのせた週刊文春みたいに、広告に掲載する「ブラックジャーナリズム」という表現を、肝心の朝日新聞が削ったりと、ま、もめたりするわけね)
そして、ここからが、問題なんだけれど、この木曜日の午後には、実は、業界的に発売前のこのフライデーを入手しようとしたら、ま、できないことはないということなんだよ。編集部としては、できるだけしられたくない。でも、雑誌というのは、印刷もあるし、広告もあるし、流通にのせなくてはならないし、どうしても発売一日前というのは、鬼門というか、ま、ばれちゃうわけだね。これ、業界的な慣行なんだ。で、業界のマスコミ人は、ほとんどの週刊誌に関していうと、発売の前日にはその記事をみることができるってわけ。だから、芸能だけでなくて、おもしろいスクープ記事がはいると、発売日前日の夕方には、ま、その記事のコピーをこっそりもって、みんなで酒の肴にして、あーでもない、こーでもないって?話すわけ。それが、新宿のゴールデン街だったり、六本木のキャバクラだったら、銀座だったり、ま、場所はいろいろある。
さて、ここで、モー娘の矢口真理ちゃんや、彼氏の小栗俊ちゃんや、所属事務所の立場で考えてみよう。
「フライデーされちゃった!」って、実は、早い段階でわかるわけだね。写真撮られた瞬間はわからんかもしれんけど、この記事を入校する火曜日までには、記者さんが、「記事いれます。コメントください」って取材にいくから、ま、わかるわけ。ここから、いろいろな事がおきるというか、真理ちゃんや、事務所側はいろいろ考える。発売されるのは、金曜日だから、水曜日、木曜日と2日間も考える時間がある。校正ゲラを手に入れようとする荒っぽい真似をしようとする事務所もあるけど、これは、どの編集部もガード固いから、おいそれと入手できない。でも、かいたように、木曜日の夕方になったら、ま、業界的にはそう無理なく、記事の全文。さらにどういう写真がのっかるかわかるわけ。
そして、真理ちゃんと、事務所はおもうわけ。
「フライデー、5ページもやっているぜ!」
「チクショー、トップ記事だぜ」
「やられた」
といったような会話がだいたい、業界的には、かわされるわけだ。
さらに、業界的にいうと、発売前の木曜日の夕方には、スポーツ新聞とか、テレビ局のワイドショーなんかも、この記事をみることができるわけ。となると、芸能担当の記者や、レポーターはわーっと、「モー娘」のところに取材にいく。これいわゆる、「お祭り」になっちゃうわけ。
そこで、「モー娘」の矢口真理ちゃんは、「重大な決断」をするわけだね。
肝心の記事が一般に発売される金曜日の、前日の木曜日にやっちゃうわけ。
なんと、共同通信でさえ、前日の14日に、
「矢口さんがモー娘。脱退 今後はソロで活動」(共同通信) - 4月14日20時31分更新 って配信しちゃうんだよね。
そして、翌15日(金曜日)の、ワイドショーは、バンバンやっちゃう。スポーツ新聞だって、ま、バシバシ見出しとって、かいちゃう。
さて、ここで、何をいいたいかっていうと、
モー娘の矢口さんの、ことでなくて、業界的にいうと、フライデーさんのこと。「頑張ったんだから、売れてくれるといいね」っておもう。
その前の、武富士と朝日新聞をのせた週刊文春さんのときだって「売れてくれるといいね」っておもうわけ。
以上、つまり、芸能にしても、政治にしても、社会ネタにしも、スクープを牽引してきた雑誌には頑張って欲しいとおもう。そりゃたまには間違えることもあるし、名誉毀損で訴えられることもあるけど、上記のような日程と、事情をかかえて、頑張っているんです。
ま、その辺でメシをくっているのが、我々なんだけれど、ま、身内贔屓ということもあるけれど・・・・・この辺のからくりを、わかってみると、もっとおもしろくなりますよって、話です。
そして、オレ的には、よーし。頑張ろう!
文責・北岡隆志
フライデーがこの記事 『モー娘。』矢口真理&イケメン俳優小栗俊『通い愛』撮った! を入校したのは、業界的にいうと火曜日、つまり4月12日。発売は、今日金曜日の4月15日。この3日間になにがあったのか?というのがおもしろいけだな。
業界的な慣行として、撮影したのは入校日の前だよね。それから確認取材をする。ま、これは、ギリギリまで引き延ばすとしてもやはり、入校日の火曜日だ。この原稿を入稿して、ま、校了というか校正して最終確認して、印刷所に完全に渡すのは、翌日、水曜日の13日夕方。そこから、印刷所の輪転機がフル回転して、ま、印刷する。これ、業界的な慣行。
木曜日には、見本誌というのが編集部にとどく。これは発売前のフライデーだね。ま、一般の人は、みることができない。でも、そのまえに新聞とか吊り広告(JRとか、地下鉄にぶらさがっているやつ)を発注するから、ま、雑誌のタイトルは、業界内とはいえ広まる。(だから、新聞社の広告部というのは、結構、情報がはやいわけ。さらにいうなら、この前の武富士と朝日新聞のゴシップのせた週刊文春みたいに、広告に掲載する「ブラックジャーナリズム」という表現を、肝心の朝日新聞が削ったりと、ま、もめたりするわけね)
そして、ここからが、問題なんだけれど、この木曜日の午後には、実は、業界的に発売前のこのフライデーを入手しようとしたら、ま、できないことはないということなんだよ。編集部としては、できるだけしられたくない。でも、雑誌というのは、印刷もあるし、広告もあるし、流通にのせなくてはならないし、どうしても発売一日前というのは、鬼門というか、ま、ばれちゃうわけだね。これ、業界的な慣行なんだ。で、業界のマスコミ人は、ほとんどの週刊誌に関していうと、発売の前日にはその記事をみることができるってわけ。だから、芸能だけでなくて、おもしろいスクープ記事がはいると、発売日前日の夕方には、ま、その記事のコピーをこっそりもって、みんなで酒の肴にして、あーでもない、こーでもないって?話すわけ。それが、新宿のゴールデン街だったり、六本木のキャバクラだったら、銀座だったり、ま、場所はいろいろある。
さて、ここで、モー娘の矢口真理ちゃんや、彼氏の小栗俊ちゃんや、所属事務所の立場で考えてみよう。
「フライデーされちゃった!」って、実は、早い段階でわかるわけだね。写真撮られた瞬間はわからんかもしれんけど、この記事を入校する火曜日までには、記者さんが、「記事いれます。コメントください」って取材にいくから、ま、わかるわけ。ここから、いろいろな事がおきるというか、真理ちゃんや、事務所側はいろいろ考える。発売されるのは、金曜日だから、水曜日、木曜日と2日間も考える時間がある。校正ゲラを手に入れようとする荒っぽい真似をしようとする事務所もあるけど、これは、どの編集部もガード固いから、おいそれと入手できない。でも、かいたように、木曜日の夕方になったら、ま、業界的にはそう無理なく、記事の全文。さらにどういう写真がのっかるかわかるわけ。
そして、真理ちゃんと、事務所はおもうわけ。
「フライデー、5ページもやっているぜ!」
「チクショー、トップ記事だぜ」
「やられた」
といったような会話がだいたい、業界的には、かわされるわけだ。
さらに、業界的にいうと、発売前の木曜日の夕方には、スポーツ新聞とか、テレビ局のワイドショーなんかも、この記事をみることができるわけ。となると、芸能担当の記者や、レポーターはわーっと、「モー娘」のところに取材にいく。これいわゆる、「お祭り」になっちゃうわけ。
そこで、「モー娘」の矢口真理ちゃんは、「重大な決断」をするわけだね。
肝心の記事が一般に発売される金曜日の、前日の木曜日にやっちゃうわけ。
なんと、共同通信でさえ、前日の14日に、
「矢口さんがモー娘。脱退 今後はソロで活動」(共同通信) - 4月14日20時31分更新 って配信しちゃうんだよね。
そして、翌15日(金曜日)の、ワイドショーは、バンバンやっちゃう。スポーツ新聞だって、ま、バシバシ見出しとって、かいちゃう。
さて、ここで、何をいいたいかっていうと、
モー娘の矢口さんの、ことでなくて、業界的にいうと、フライデーさんのこと。「頑張ったんだから、売れてくれるといいね」っておもう。
その前の、武富士と朝日新聞をのせた週刊文春さんのときだって「売れてくれるといいね」っておもうわけ。
以上、つまり、芸能にしても、政治にしても、社会ネタにしも、スクープを牽引してきた雑誌には頑張って欲しいとおもう。そりゃたまには間違えることもあるし、名誉毀損で訴えられることもあるけど、上記のような日程と、事情をかかえて、頑張っているんです。
ま、その辺でメシをくっているのが、我々なんだけれど、ま、身内贔屓ということもあるけれど・・・・・この辺のからくりを、わかってみると、もっとおもしろくなりますよって、話です。
そして、オレ的には、よーし。頑張ろう!
文責・北岡隆志
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- 2005年04月15日 22:46
- フライデーの記事が原因だそうです
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- [エンタメ情報 メッタ斬りぎり]
- 2005年04月16日 20:17
- 今回のスキャンダルは、矢口が「FRIDAY」に、俳優の小栗旬くんとのツーショット現場を撮られたことによる、「熱愛発覚」という超ベタなものなのだが、このレベルで「アイドルとしての自分を裏切った」という理由で辞めるって、そんな大袈裟なことなのかなぁ? 「ア
コメント一覧
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- 2005年04月15日 18:31
- 松永さんのところは、こんなことやっていたんですね。
辻野さんは、よく知っています。
芸能もいいけど、やはり、辻野さんには、得意の政治の色物で、スクープとばしてください。
-
- 2005年04月15日 19:08
- 業界っぽい仕組みの解説はよいのですが、せっかくの芸能記事初登場なのですから、もう少しフライデー内部のこととか『モー娘。』側の実情に突っ込んだ話を入れてもらえるともっと楽しかったと思います。松永さんのところはあちこちにディープスロートがいるのでしょうし、次回、期待してます。
-
- 2005年04月16日 08:45
- 北岡さん、みなさま、
カウンター設置、おめでとうございます。
ご参考までに、私のブログのアクセス数はこんな感じです。
ページビュー Ave.800/day Max.2500/day
ユニークユーザー Ave.400/day Max.1000/day
※カウンター設置3/11
開設当初は、アクセス数の波が激しかったのですが、
最近は、一定の範囲に収まるようになってきました。
(適度なアクセス数を維持できるようにしました。)
一定のアクセスを保って、
ある程度の緊張感や客観性を保ちたいというのが主な理由です。
-
- 2005年04月16日 08:46
- とはいえ、個人ブログですので、
あまりに膨大なアクセス数を獲得してしまうと、
コメントや記事の質および管理体制を現状よりアップせざるを得ませんので、
適度なアクセス数を目標に現在は運営しています。
とりわけ、ブックマークしていただける方(リピーター)
を目標の割合に近づけるように試行錯誤しています。
相互リンクをさせていただいたのも何かのご縁と解釈しておりますので、
今後益々の貴ブログの発展を祈念しております。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
こっちは最低でも3000最高ならば8000