2008年09月04日の「加藤医師の無罪が確定/大野病院事件」というニュース
加藤医師の無罪が確定/大野病院事件
2008年09月04日 09時30分
大熊町の県立大野病院事件で、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた大熊町の産婦人科医加藤克彦医師(40)に無罪を言い渡した1審の福島地裁判決は、4日午前零時で控訴期限を迎え無罪が確定した。
判決によると、加藤医師は平成16年12月17日、大野病院で楢葉町の女性の帝王切開手術を執刀し癒着した胎盤を医療用はさみを使うなどしてはがした。
女性はその後失血死した。
子どもは無事に生まれた。
公判の最大の争点は、子宮に癒着した胎盤をはく離した加藤被告の判断の是非だった。
福島地裁は事実経過などは検察側主張をおおむね認めたが、争点については弁護側鑑定などを踏まえ、加藤医師の行為が標準的な医療行為だったと認め過失はないと判断した。
検察側は判決後、控訴期限を待たずに「裁判所の判断を覆すことは困難」として控訴をすでに断念していた。
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