恨み?女性めぐるトラブルか 一宮ワイヤ殺害事件

 ■「いいものを見せてやる」
 一宮市大赤見、金属加工業「仲孝工業所」の経営者仲島孝治さん(57)がクレーンにワイヤでつるされて殺害されていた事件で、犯人とみられる男が仲島さんの長男(19)に電話をした際、憤りを示しながら「いいものを見せてやる」などと伝えていたことが、3日までに分かった。捜査本部は恨みによる犯行の可能性があるものとみて、仲島さんの交友関係を中心に調べを進めている。
 ■犯人、激しく被害者ののしる
 これまでの調べでは、長男は仲島さんの携帯電話を使った見知らぬ男からの電話で工場へ行き、変わり果てた父親を発見した。
 関係者によると、男は電話で「いいものを見せてやる」「工場へ来い」などと言うとともに、仲島さんが交際していたとされる女性の存在をちらつかせた。犯人は女性の子どもについても触れ、仲島さんへの激しい怒りをぶつけてきたという。
 また、仲島さんは会社事務所で固い物で激しく殴打された上、引きずられるようにして運ばれ、クレーンにつるされたとみられる。
 関係者は「電話の内容、現場の状況などから激しい怒りに任せた犯行で、仲島さんへの個人的な恨みが事件の引き金になった可能性が高い」と話す。
 仲島さんの携帯電話は犯人が持ち去ったとみられるが、犯人は単独か複数か現段階では不明とされる。捜査本部は携帯電話の発見、通話記録特定を急ぐとともに現場検証を続けている。
 また、同本部は3日までにフリーダイヤル=(0120)110585=を設置して住民からの情報提供を呼び掛けている。

【写真説明】クレーンのワイヤで巻かれて仲島孝治さんが殺害された現場を調べる捜査員=2日午後、一宮市大赤見市場

(2008年9月3日更新)


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