【2008年09月04日06時55分 更新】


1.古川議員らが新グループ結成
 (09/04 06:52)

福田総理の辞任表明で、混迷が深まる中、新たな動きです。宮崎選出の衆議院議員、古川禎久氏ら、自民党の若手議員7人が、政府に政策転換を求めるグループを立ち上げ、3日、熊本市で決起集会を開きました。(片野坂記者レポート)「九州から日本を変えるを合言葉に、きょう、九州各県選出のサムライたちが、決起します」地方が抱える不安や、不満の声を中央に届けようと発足した、「日本変革九州サムライ会」。宮崎3区選出の古川禎久議員を発起人に、九州各県の若手衆議院議員7人が参加しています。3日は、熊本市で決起集会が開かれ、3000人以上が参加。県内からも、漁業団体や建設業協会の会員、約1500人がかけつけました。集会では、各議員による決意表明が行われ、古川議員も、政策転換の必要性を訴えました。(古川禎久議員)「地方に生まれ、この九州の大地で足を踏ん張って、頑張っている我々が、声を上げなくてどうする。九州人の魂をぶつけようじゃないですかそして、最後に、新しい自民党総裁に、燃油高騰に対する農業と漁業への補てんや、医療制度の見直しを求める決議文を採択しました。(参加者は)「若い先生たちを応援して、農業に貢献せいてもらいたい」「漁師だから、燃料が元通り安くなるように、みんなが頑張って欲しい」(古川禎久衆議院議員)「九州の、地方の現場をみなさんから預かって、これを東京にもっていって、政策とか予算に反映させる、それが議員の仕事、政治の基本。ですからその基本に忠実にやっていきたい」福田総理の突然の辞任表明で、政局が混迷する中、発足した若手政策グループ。注目の自民党総裁選について、発起人の古川議員は、「地方の痛みが分かり、国民目線の候補を推したい」と話しています。


2.豪華リニューアルに見直し要望
 (09/04 06:52)

宮崎市が、約20億円をかけて、屋内プールなどを建設する、国民宿舎・石崎浜荘のリニューアル事業について、一部の利用者が、3日、施設が豪華すぎるとして、計画を見直すよう、市議会の日高義幸議長に、要望しました。問題となっている事業は、宮崎市が、石崎浜荘の温泉や、隣接する屋内プールをリニューアルし、一体的に整備するもので、約20億円の事業費が見込まれています。3日は、施設を利用している、地元住民らでつくるグループのメンバーが、市役所を訪れ、「施設は無駄が多い」などとして、計画の見直しを求める陳情書を、日高義幸議長に提出しました。リニューアルされる屋内プールは、最大500人の観客席や、床が動いて、深さを調節できる機能などを備えていることから、住民グループは、「贅沢な設備のないコンパクトな施設に変更してほしい」と主張しています。陳情書を受け取った日高議長は、「スポーツ振興に、寄与することも大事」と述べた上で、要望について、検討する考えを示しました。(住民グループ代表・田中克子さん)「市側からは全然私たちに話し合いはなかった、今まで。基本設計の見直しとぜい沢は私たちは望んでいないので、そこを理解してほしい」住民グループでは、見直しに賛同する約3600人の署名を集めていて、津村市長に、直接手渡したいとしています。宮崎市では、リニューアル事業に、来年6月に着工し、2年後の完成を目指しています。


3.ガソリン価格 2か月ぶりに170円台
 (09/04 06:52)

県内のレギュラーガソリンの平均価格は、1リットルあたり175.7円と、2か月ぶりに180円を割りました。石油情報センターによりますと、県内のレギュラーガソリンの平均価格は、9月1日現在、1リットルあたり175.7円と、前の週より、5.9円値下がりしました。これは、原油価格の下落で、石油元売り各社が、ガソリンの卸値を9月、5円から7円引き下げたためで、ガソリンの平均価格が170円台になったのは、約2か月ぶりです。県石油商業組合では、「価格競争の激化で、多くのスタンドが苦しんでおり、ガソリン価格は、先行きが不透明な状況」と話しています。


4.二本木被告11月26日に判決
 (09/04 06:53)

県の官製談合・汚職事件で、贈賄などの罪に問われている、ヤマト設計の元社長、二本木由文被告の裁判が、3日、結審しました。判決は、11月26日に言い渡されます。二本木被告は、前の知事の安藤被告に、入札で便宜を図るよう依頼し、その報酬として、安藤被告の政治の指南役に、1000万円余りを贈ったとして、贈賄と競売入札妨害の罪に問われていて、検察側から、懲役3年を求刑されました。3日は、弁護側による最終弁論が行われ、弁護側は、「指名を増やすよう頼んだだけで、受注を依頼したわけではない」などとして、贈賄については、従来どおり無罪を主張、一方、競売入札妨害については、事実を認めました。そして、最後に、証言台に立った二本木被告は、反省の言葉を述べるとともに、「安藤被告には、真実を述べて欲しかった」と話しました。二本木被告の判決公判は、11月26日に開かれます。


5.空中戦想定し本格訓練
 (09/04 06:53)

日米共同訓練は、3日から、空中戦を想定した、本格的な訓練が始まりました。3日の訓練は、午前と午後の1回ずつ、九州西方と四国沖の空域で、1時間程度行われました。また、新富町は、訓練にあわせて、町内7か所で、騒音レベルの測定を実施しました。日米共同訓練は、4日の午前中まで行われます。


6.DPT大会会長らが知事表敬
 (09/04 06:53)

世界のトッププロが熱戦を繰り広げる、ダンロップフェニックストーナメントを前に、大会会長を務める、住友ゴム工業の三野哲治社長らが、東国原知事を表敬訪問しました。今年の大会には、ディフェンディングチャンピオンの、イアン・ポールターの他、10年ぶりに、アーニー・エルスの出場も決まっています。(東国原知事)「今年は石川(遼)さんは、お出になるんですか?」(三野社長)「その予定で、まだ最終エントリーはできてないんですけど」35回目の記念大会となる、今年のダンロップフェニックストーナメントは、宮崎市のフェニックスカントリークラブで、11月20日から行なわれます。


7.橘通り公園化・社会実験日程決まる
 (09/04 06:54)

宮崎市が計画している、橘通りの公園化についての専門部会が、3日、宮崎市で開かれ、橘通りの片側2車線化の影響を調べる社会実験が、今年11月に、2日間行われることなどが決まりました。橘通りの公園化は、宮崎市が、中心市街地の活性化策の一つとして進めているもので、橘通りの国道220号線を片側3車線から2車線に減らし、空間を有効活用する案などが検討されています。3日の専門部会では、実際に、橘通りを2車線に減少させて、具体的な影響を検証する社会実験を、11月3日の文化の日と、16日・日曜日の、2日間実施することが決まりました。実験は、2日間とも、減少させた車線を活用して飲食販売などのブースを設け、歩行者の通行量調査や、訪れた人へのヒアリング調査を行うほか、実験終了後、市民や交通事業者などへのアンケートも予定されています。宮崎市では、今後、さらに平日の社会実験実施も検討することにしています。


8.都城市9月定例議会が開会
 (09/04 06:54)

都城市の9月定例議会が、3日開会し、不具合の見つかった、一般廃棄物最終処分場の調整池の補修費用などを盛り込んだ、補正予算案などが市側から提出されました。3日の本会議では、まず、総額11億6千300万円余りの一般会計補正予算案や、山之口幼稚園を廃止する議案など、48の議案が提出され、都城市の長峯誠市長が提案理由を説明しました。このうち、補正予算案では、地下水が湧き出る不具合の見つかった、都城市上水流町にある、一般廃棄物最終処分場の調整池の補修工事費用、約2億3千万円が含まれています。補修工事では、対策として、調整池の底に、厚さ約70センチのコンクリートと、遮水シートが張られるほか、地下水の水圧を下げるための集水井戸が、設置されることになっています。都城市の9月定例議会は、9月25日まで開かれ、一般質問などが行われます。


9.放火の疑いで中学生逮捕
 (09/04 06:55)

2日午後、東諸県郡内の住宅に火をつけ、全焼させた中学生が、放火の疑いで逮捕されました。捕まったのは、東諸県郡に住む、14歳の男子中学生です。警察の調べによりますと、この男子中学生は、2日午後1時半ごろ、東諸県郡内にある住宅に火をつけ、木造平屋建ての長屋の1室、約45平方メートルを全焼させた疑いです。調べに対し、中学生は容疑を認めているということです。警察で、くわしい動機などについて調べています。


9.社民党県連が訓練反対集会
 (09/04 06:55)

2日夜は、日米共同訓練に対する抗議集会が、現地で開かれました。この抗議集会は、連合宮崎などが開いたもので、地元住民など、約500人が参加しました。参加者たちは、日米共同訓練の実施は、在日米軍の常駐化や、自衛隊の基地の米軍基地化につながると、強く抗議しました。(シュプレヒコール)「日米共同訓練反対!」関係者は、今後も街頭活動などで、日米共同訓練反対を訴えていきたいとしています。一方、2日夜は、訓練に参加しているアメリカ兵を招待した、歓迎パーティーが地元・新富町で開かれました。これは、新田原基地の協力団体が開いたもので、町内の商工業者や基地関係者など、約90人が参加しました。パーティーには、訓練に参加しているアメリカ兵のうち、17人が参加し、手振りを交えながら英語で話したり、料理を味わったりしながら、交流を深めていました。