川越街道が真昼間に陥没、周辺は大渋滞に＝埼玉・新座

【PJ　2008年09月04日】− ３日の昼の12時半ごろに埼玉県新座市の「野火止」という交差点を自転車で通りがかったところ、川越街道（国道254号線）が大渋滞していた。野火止交差点は川越街道と志木街道が交わる所で、日ごろから混んでいるのだが、今日は何か様子が違う感じがした。見ていたら、“車両通行止”の看板を積んだトラックが到着したところだった。

　そのあと、食事をしに車で出掛けたのだが、志木街道から野火止交差点へ向かったところ、大渋滞で車はほとんど動かなかった。「この時間にこんな渋滞はおかしい、川越街道が車両通行止めになったのだろうか」と、ふと思って引き返し、別の場所から川越街道を確かめたところ、池袋方向の車線だけが通行止めになっていて、全く車が走っていなかった。

　野火止交差点から川越街道を池袋方面に向かうと「新座警察署」という交差点があるのだが、お店まで別のアクセスを試みようと、そこを通過したところ、何と道路が陥没していて大きな穴が開いていた。工事の方だろうか、５〜６人の方々が穴の周りを囲んで何やら話をしていた様子だったが、車が通行するのが無理なくらいの大きさで、これが原因で川越街道が一部車両通行止めになっていたのだ。

　身近でこんなに大きく陥没した道路は見たことなかったが、実際、起こりえるものなのだと思った。結局、PJは、行こうと思っていたお店にはたどり着けず、別の場所で食事をした。

　午後３時をまわっても通行止めは続いており、周辺の道路は大渋滞のままだった。しかし、現場に行ってみると、あと少しで通行できるようなところまで、陥没部分が修復されていた。工事現場の方によると、陥没は急な出来事だったようだ。「陥没だよ。“ぼこっ”と穴が開いているから見てきなよ」とのことだった。また、交通整備の方は「急に呼び出されちゃって。ここが通行止めになったら混むわけだよ」とのことだった。【了】

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パブリック・ジャーナリスト　堀口 剛【 埼玉県 】
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「野火止」交差点（埼玉県新座市）に立っていた“車両通行止”の

池袋方向の車線が通行止めになっていて、全く車が走っていなかっ

「野火止」交差点周辺の渋滞の様子。（撮影：堀口剛、９月３日）

車両通行止で車でアクセスしにくくなってしまった川越街道沿いの