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TSF支援所わかば板
俺の前にパソコンのディスプレイに、あるホームページが表示されている。ホームページの名前は「2-Select」。このページを紹介してくれた奴・・・と言っても顔も名前も知らない奴なんだが、このホームページには凄い事ができるらしいのだ。曰く、『人間を書き換えられる』との事。嘘だと思ってたが、実際に実例を見せられると信じるしかない。さてと、誰をどんな風に書き換えてやろうかな・・・?
俺の名前は梶原清彦。私立発展場高校の2年生だ。ちなみに発展場高校はガチで男子校。しかも完全全寮制。生徒どころか教職員、更には売店の売り子も掃除の人、理事会員など全てを含めて、性別は男性のみで形成されている。教室の右を向いても左を向いても、寮の上の階も下の階も全て男オンリー。学園発展場高校。完全無欠な薔薇の、いや違う男の園だ。一部の奴はともかく、一般的な性癖を持つ男子には生き地獄としか言いようがない環境だ。偏差値とバッチリ適合していて、かつ学費がとんでもなく安いから思わず入学しちまったが、名前を聞いた時点で疑うべきだった。『ハッテン場』高校なんだぜ、ココ・・・。
このハッテン場、じゃない発展場高校は施設がえらい程整っている。これまた俺がこの高校を選んでしまった理由だ。下手な電化販売店より広いスペースの売店。最新のトレーニング機材が納入されている体育館。公式大会が出来てもおかしくない位でかい室内プール。そして超巨大なサウナ施設。・・・うん。最後の建物を知った時点で気づいておけよ、中学3年の俺よ。こんな施設の為かこのハッテン場、じゃない高校を卒業した男子生徒の4割が「目覚める」らしい。地 獄 す ぎ る。
こんな閉鎖的な薔薇の園、じゃない高校で生活するにあたって、まともな性癖を保つにはエロ動画でもいいから見るしかない。幸いな事に全寮の各室内には光LANケーブルが引かれているので、パソコンさえ持ち込んでおけばインターネット接続は可能なのだ。しかし俺たちは未成年である。18禁サイトを見たくてもほぼ完璧にシャットアウトさせられてしまうのだ。例をあげると、『アダルトTSF支援所』ってページの入り口にはいけるけど、提示板に入ろうとするとエラー画面が表示されて入れないんだぜ。酷 す ぎ る。
まあそんな訳でだ。こうなるとできる事といったら、チャットルームでシコシコとエロ談話する位しかできなくてさ。勿論すっげぇ空しい行為だという事は分かってるんだけど。でも、そんな事でもいいからやらないと・・・、ほら「目覚め」たくないし、俺は!そういう訳で深夜遅くまでチャット漬けの状態がここ1年くらい続いていたんだ。そうしたら変な奴がチャットルームに入室してきたんだよ。こいつが話す内容が面白くてさ。かなり遅い時間までチャットを続けていたんだ。その内に部屋には『そいつ』と俺を含めた3人しかいなくなったんだ。すると『そいつ』がおもむろに「実はお前等だけに秘密なんだけどよ・・・」って言ってきて。あるサイトのアドレス張ってきたんだ。それは今、俺が開いているホームページ「2-Select」へのアドレスだったんだ・・・。
「まあ行ってみろ」って言って『そいつ』は落ちちまったから、とりあえずチャットルームから抜けてそのアドレスの先に行ってみた。で、表示されたのは今ディスプレイに表示されているサイトな訳だ。シンプルなデザインの「2-Select」ってタイトルの下に極彩色の文字デカデカとこんな事が書かれていた。『あなたの知り合いを、あなたの思うままに変えてみませんか?』まあ、正直な話だ。「何だコリャ」ってのが最初の感想だったね。極彩色の文字の下に色々と説明書きがかかれてあって、ザッと読んでみると『このサイトで使用されているツールを使えば自分の知り合いを自分の思い通りの人間に書き変える事ができます』って内容だったんだ。「何だコリャ」っておもわず声に出して言っちまうと俺はパソコンの電源をさっさと落としていたよ。ところが、だ。その翌朝にはこれが事実だって事を知っちまったんだ。そう、チャットルームにいたもう1人のお陰で・・・。
おもしろいです、ワクワク
俺が通っているハッテン場、じゃない発展場高校が全寮制なのは前に話した通りだ。寝泊りする部屋は15畳の1ルームに加えてキッチンと冷蔵庫完備、更にトイレとバスが別々に設置されている。ついでに冷暖房もブロードバンド付きで使いたい放題ときた。。これだけ見れば学生の身としては完璧だろう。そして勿論の事、この学校に相応しく問題がある。この部屋には学生2名で生活する必要があるって事だ。そんなに目覚めさせたいのか、この学校の経営者は。ひ ど す ぎ る
#指摘があったので、段落を減らしてみます。「なあ。何だか騒がしくないか?」朝。夜遅くまでチャットを講じていた俺はルームメイトの伊藤敏明に起こされ、寝ぼけ眼のまま敏明と一緒に登校していた。「ん?そう言えば・・・。」クラスに入るといつもに比べて周りが騒がしい。何事かと思って耳を傾け・・・ようとする前に、友人の1人である陽介が俺たちの所に来てとんでもない事を言ってくれやがった。「聞いたか!校長が女の子になったらしいぞ!」・・・・ハイ?
うちの学校は朝一にホームルームをやる事になっている。だが今日はホームルームをやらずに体育館で緊急の朝礼をやる事になった。朝礼の前の時間はいつもはあまり騒がしくないのだが、今日に限って言えばかなりと言っていいほどやかましかった。内容は先ほど陽介が言った「校長が女の子になった」って話だ。近くにいる敏明は「与太話だ」と笑ってたが、俺は笑えなかった。昨夜のチャットで教えられたホームページの事が妙に気になっていたからだ。程なくして朝礼が始まった。いつもなら「生徒会長の挨拶→校長の長話」というコンボが成立しているのだが、今回は今まで全く朝礼に出てきたことすらなかった教頭が壇上にあがっていた。「えー、皆さまも噂程度で聞いていると思いますが。単刀直入に言います、伊勢崎権助(いせざきごんすけ)校長先生が、女の子になってしまいました。」大きくざわつく全校生徒。俺の後ろに立っている敏明が「マジかよ・・・」と思わず呟いた。「こんな状況になってしまいましたが・・・、校長先生からのお話があります。皆さま黙って聞くように。」そう言うと、教頭が壇上から去っていった。
#良作の予感
俺が通っているゲ○育成機関、じゃない発展場高校の校長である伊勢崎権助は、俺が知る限りでは60近い禿げでデブで短足な親父だった筈だ。ところが壇上に現れたのは、茶色の髪の毛が腰まで延びている、小学校低学年生くらいの背丈の細身の子供だった。子供の出現にどよめきが更に大きくなってきている。更に問題なのはその子供の格好である。「何で体操着なんだ?」誰かが思わずつぶやいていたが、壇上の子供が着ているのは小学校の頃に着ていた体操服そのものだった。だが、俺3.5もある視力はそれ以外の点も具に確認する事ができた。子供の顔立ちは実に幼いモノであったが非常に整っており、その構成はまさしく美少女と言うに相応しい。だが俺がもっと気になる点を見つけていた。少女が着ている白い上着の前にはゼッケンが付いており、「1−2 ごんぞう」と書いてあるのが俺には分かった。そして何よりも!少女が下に履いているのは小豆色の物体はズボンにしてあまりにもモコモコしており、何よりも細い足が腰の部分まで完全に丸見えなのだ。間違いない!あれはネットでは伝説の装備と語り告げられている「ブルマ」だ!
少女はマイクが置かれている壇上の中央まで歩いて来た。しかしついさっきまで長身の教頭が使っていたマイクは少女のはるか頭上に存在している。その為に少女は必死になってマイクを掴もうとしているようだ。手をバタバタさせながら一生懸命ジャンプしたり、マイクがONになりっ放しなのか「んしょ、んしょ」という可愛らしい声がスピーカーから流れてきて。・・・何なんだこの子は!俺を萌え殺すツモリか?「では続きまして、校長先生からのお話です。」少女がなんとかマイクを手に持つことが出来た、と同時に朝礼の進行役を努めている生徒会員が冷静極まりない言葉を放った。このような事態なのに、よくもまあいつも通りに進めようとする事ができるもんだな。全くもって寒心、じゃない感心するぜ。「え、えっと。皆さま、おはようござぃっます。こうちょうの ごんぞう でじゅっ。ぃたぃ・・・」スピーカーから流れた声はロリっ子&魔女っ子アニメでも珍しいくらい甘ったるく、更に舌足らずでおまけに緊張している為か言葉が噛みまくり。すげえ。たったこれだけなのに、ここまであざとい程の萌え表現をかましてくるとは!俺は思わず周りを見渡すと、ほとんどの男子生徒が顔を赤らめている。気持ちは俺もよく分かるぞ。・・・中には股間部に元気にテントを張ってる奴も結構いるが。それはさすがに不味いだろう・・・。
権助改めごんぞう校長は自分に起こった事を説明した。まあその説明もしょっちゅう舌を噛んで一時中断するわ、言葉を間違える度に「はわわわ」と叫びだしてパニクるわ、緊張のあまりかトイレに行きたくなり離席して戻ってくると赤面&涙目で声が上ずりまくりだったりするわといった事があり、1限目が終了してしまう程の時間がかかってしまったが。校長の説明を何とかまとめると以下の様な内容だった。@朝起きると、今のような姿になってきた。A慌ててアソコを確認すると、想像通りに女の子になっていた。その時おもわず泣いてしまったらしい。B泣き止んだあと、とりあえず学校に行こうと思ったが、今の身体にあった普通の洋服があるのに何故か「学校には体操服で行かないといけない」と思ってしまい、体操服を着て学校に来てしまった。C当初は教頭を筆頭に全教師から自分の事を校長だと信じてもらえなかったが、一生懸命説明したら信じてもらえたらしい。「えっと。なんでアタシがこんなすがたになったのかは、分かりませんが、とりあえずキョウイクイインカイに、報告して、ちんたいを決めようとおもってまつ。以上です。」以上とっかえつっかえの長話は終わると、ごんぞう校長先生?はペコリと頭を下げた。「それでは以上をもって、ごんちゃんのお話を終了致します。」先ほどの生徒会役員が先ほどと同じように極めて冷静な声で終了の宣言をしていた。・・・・気のせいか、何かが変わっているような気もするが。その後、ごんすけ校長は壇上から去る際に何もない所で転んで泣き出し、ぐずっている処を教頭に飴をもらい、一転して笑いながら去っていった。校長が消えた後は、速攻で朝礼が終わった。それと同時に俺はどことなく黄色とピンク色の空気の雰囲気に包まれている体育館を飛び出すと、教室ではなく職員室に向かって走り出した。
#何と言う幼児退行
#せっかくだから、俺はこの作品を期待上げするぜ!
俺は職員室の扉を開けるとまっすぐにある教員の席に向かった。そこには朝礼終了直後にも関わらず、もう既に1人の男が座っており、授業の用意を実にかったるそうにしていた。「明叔父・・・井坂先生。」「おお、清彦か。」俺の声に反応してそのオッサンは顔を俺の方に向けて笑顔を返してくれた。このオッサンの名前は井坂明(いさかあきら)。先ほど俺が言いかけた通りに俺の遠縁の叔父にあたる人物だ。よれよれのワイシャツとネクタイにボサボサ頭、無精ひげの為にくたびれたオッサンのイメージが強いが、実はこの教員はまだ28歳であり、3年前に教職員になったばかりだったりする。だが明叔父・・・いや井坂先生は俺たちノンケの生徒の救いの主でもあったりする。「生徒の近代化に対応した育成をうんぬんかんぬん」とか言って寮内にブロードバンド設備を導入させ、そして学内の倫理監督官を言いくるめて発言の自由度の高いチャットルームを開設して、発展場高校の生徒に自由に使わせるようにしたからだ。井坂先生のお陰で「目覚めた」生徒はかなり減ったという話だ。もちろんの事、俺が昨晩やっていたチャットのルームは井坂先生が開設した場所のだ。そして昨晩残っていた3人のルームメイトの1人こそ、実は井坂先生本人だったりするのを俺は分かっていた。そして俺は、実は井坂先生が「隠れロリコン」だったりする事も知っているんだ。
「井坂先生。ずばり聞くぞ、「2-Select」をやったな?」「うぐっ。・・・やっぱりあのチャットルームに最後に残ってたのはお前だったのか。」「ってか、なんであんな胡散臭いのやったんだよ?」「一応ウイルス検索しても問題なかったから、冗談のつもりでやってみたんだ。」そこまで話すと井坂先生は肩をすくめると自嘲的に笑った。「本当に人間を書き換えられるとは思わなかったよ。正直、今日の校長の姿を見て肝を潰したね。」「じゃあ、やっぱりあの子は校長の成れの果てなのか。」「ああ、本気で驚いたよ。俺の理想通りのロリっ子が現れたんだからな。」「・・・綺麗顔で、ロングヘアで、ベタベタに甘い声で、舌足らずで、言葉を噛みまくって、ドジるとすぐパニッくって、何もない所で転んで、すぐ泣き出して、甘い物をもらうとすぐ機嫌が良くなる小学1、2年生くらいの女の子がか?」「うむ。ついでに学校では常に体操着でもちろん下は小豆色のブルマ、更にお尻が常に気になってよくブルマをいじるってのもだ。」・・・・。つっこまねぇ。つっこまねぇからな!!
#連投しまくってすいません。#現在書いた端から載せれる範囲に切り取って投稿している状況です。このオッサンの幼女に対する危なすぎる理想像については置いておくとして、俺がここに来たのはそれが目的ではない。「井坂先生。あのサイトについて詳しく教えてくれ。」「敏明・・・。お前は本当にあのサイトに書いてある事が実行できる事を知っていて、やるつもりなのか?」「ああ、もちろんだ。」井坂先生の少し軽蔑したような目で俺を見つつ質問をしてきたが、俺は迷う事なく即答した。「だってよ、人を思うとおりに書きかえれるって事は言い換えれば『自分好みの人間を作り出せる』って事だろ?それって男の夢じゃん!」「いやまあ、確かに気持ちは分かる。分かるけどよ・・・。」井坂先生は実にバツの悪そうな表情を浮かべて顔を背けた。だが30秒ほど経ってからため息を1回つくと、再び俺のほうを向いた。
「まあいい、分かった。でだ、あのサイトの事なんだが、内容については言えない。」「・・・は?」「正しく言うとな。あのサイトで人を書き換える際に、「使用者はこのサイトの運用方法について他人に言ってはならない」って規則を同意させられるんだ。だから、詳しい内容は言う事ができない。」「そんなの関係ないじゃん。別に言ったって、」「清彦・・・。あのサイトは「人を書き換えられる」んだぞ?もし規則を破った事がばれたら俺はどうなると思う?」「あっ!」「そうだ、『俺が書き換えられる』可能性があるんだ。だから、俺はしゃべる事はできない。」「・・・そうか、分かったよ。」まあ、しょうがない。しかし井坂先生があのサイトで校長先生を理想の幼女に書き換えたのは間違いないようだ。つまりあのサイトに書いてあった内容は本当の事、つまりそれはあのサイトで自分の思い通りに人を書き換える事が実際にできる、って事だ。・・・こんな面白そうな事をやらずにはいかないよな?
#その通りっっ
#No.9838に誤植発見。#誤:「敏明・・・〜」#正:「清彦・・・〜」#です。「教師という立場からしたら人を洗脳するような行為、止めなきゃならないんだがな。」「何を言ってんだよ、自分はやっちまったくせに。」「本当に人を書き換えれるって事を知っていたらやってなかったよ。・・・まあ冗談だと思ってたとはいえ、実際にやっちまった俺には何も言えないがな。」井坂先生は悲しげに肩を落として深くため息をついた。顔には罪悪感でいっぱいだ。犯罪者として検挙される訳でもないんだから、気にすることねぇのにな。それどころか、本当に人を書き換えられるなんてすげえ面白いと思うんだけどな。「んじゃ先生、また授業でな。」「ああ・・・。ああ、清彦。」「ん?」「本当にアレをやるなら1つだけ忠告してやる。・・・『NG』には気をつけろよ。」「何だよソレ?」「さっきも言ったが詳しくは言えない。・・・ほら、授業が始まるから教室に戻れ。」井坂先生はそう言うと、授業の道具を持って職員室から出て行った。俺は駆け足で教室に戻ったが、その間ずっと井坂先生が最後に言った言葉が気になっていた。『NG』って何だよ?
#子犬「ならば、ウワンワワワワンー!」(訳)「『NG』に期待アゲー!」
井坂先生の言っていた『NG』って言葉は気になるのは確かだが、それ以上に『人を書き換えられる』の方がずっと魅力的だ。それに先生に変わった点が見られない事から考えると、大したことではないのだろう。俺の頭の中では2時限目半ばの時点で『NG』という言葉は完全に抹消され、「どいつをどんな風に書き換えてやろうか」という考えでいっぱいになっていた。昼休みの時間になりクラスの中の生徒は昼飯を食い始めていたが、俺はというと未だに誰をターゲットにしようかという事を悩みに悩み続けていた。"秀才の水谷を天然思考女にするのもいいが、デブの田所を超ロリっ子にするのもいいよな。""いや、ビルダー部の伊藤を敢えて筋肉ぶりっ子女に変えるのもいいかも知れんな。""水泳部のエースの坂本を超巨乳にして泳ぎづらくするのも・・・""いやいや、番長を気取っている椛島をツンデレロリ娘にするとか・・・""科学部の阿東を天才超ドジッ子マッドサイエンティスト娘にしちまうのも面白いよな。""剣道部の主将の矢上をいつもは凛としているけど実はデレデレの美少女にしたら弱小の剣道部が・・・""学年主任でバーコード禿げの尾崎の親父を、ゴスロリいつも着てる縦ロールお嬢様に変えたりとか。""生徒副会長の江島を会長の桜田を慕うヤンデレ娘にしたらとんでもない事になりそうだなw"男を女に変えるのはデフォルトだよな?なっ??#「ぶりっ子」って年がばれますな、自分 ○| ̄|_
#さらっとヤンデレという選択肢を出すなw#いい感じに浮かれていますねww
「おい、清彦。何すさまじく怪しげな含み笑いをしているんだ。」「・・・で、・・・で、・・・で、・・・え?」気がつくと、俺の目の前にクラスメイトにしてルームメイトである敏明がいた。敏明は胡散臭げなモノを見るような目で俺を見つめている。「おお!敏明いつの間に!」「いつの間に、じゃあねぇよ。もう昼休みがあと10分しかねぇのに飯食ってねえから、売店で残ってたパン買ってきてやったんだが・・・。」「おお、ワリーワリー。サンキューな。」「まったく・・・。」受け取ったパンをほお張る俺を呆れ顔で見ると、敏明は教室の外に出て行った。多分トイレだろう。しかし敏明は相変わらず人がいいな。背は少し高いだけで顔も学力も運動も平々凡々だが、性格はぶっきらぼうな処もあるが世話好きで細かい事にもよく気を配る。さっきの俺に対する行動などがいい例だ。その為、クラス中から親しまわれている。全くもってルームメイトながら良くできた人間だ。これで女だったらほおっておかない・・・・・・よなぁ?俺はパンを齧りながら、さっきまでずっと考えてた事にようやく結論をつけるのであった。
>"科学部の阿東を天才超ドジッ子マッドサイエンティスト娘にしちまうのも面白いよな。"#凄く…天災科学者です。そして、主人公も巻き込まれる事必至。#舌舐ずりでもしそうな勢いw
>No.9996様#かしこまりました。この作品が書き終わりましたら挑戦してみます。 >皆様へ#始めての書いている小説にGJポイントを入れてくださりありがとうございます。頑張って書いていこうと思います。
#続きが楽しみです
#間が空きましたが少し投稿します。そして時間が過ぎていき、只今23時ちょい過ぎ。2段ベットの上の方から敏明の寝息が聞こえきたのを確認すると、早速俺はパソコンを立ち上げた。IEを動かし「履歴」から1つのアドレスをクリック。そして画面に表れたのは、シンプルな「2-Select」という文字と、極彩色で書かれたホームページの説明文。そして[Enter]と書かれた1つのボタン。カーソルをボタン上に動かしてすぐさまワンクリック。その時の俺の顔には、確かに笑みが浮かんでいた。
だが開かれたページは俺の予想とは違った物だった。画像はおろか、点も線も1つない白一色の背景。そしてページの中央には、3つの文が黒い文字で表示されているだけだった。 『ヒ キ カ エ セ』 ハイ イイエ
#子犬「ぬうっ、ワワワワワワワワオン!!」(訳:『ヒ キ カ エ セ』と図書館行きに期待する━━━ッ)
ほんのわずか3行の文字列。だが俺はそれを見て背中に悪寒が走った。何と言えばいいのか、表示されている画面の内容からは禄でもない物が吹き出ているのを俺は直感的に感じていた。心の中で「ヤバイ、これはキバ○シと付き合うよりもヤバイ」という最上級クラスの警告が頭の中に流れていた。だが画面が表示された5秒後には、俺はカーソルを「イイエ」の方に持っていくと、マウスのボタンをクリックしていた。引き返さなかった理由はいたって単純だ。俺は「自由自在に人を書き換える」という行為に、それこそ神の領域の如き行為をやってみたいという気持ちでいっぱいだったからだ。特に実例を、校長の変貌した姿を見てしまった後では、その思いを止めれようがなかった。いや、違う。俺は人を書き換えたいんじゃない。俺の思うままの、俺の都合のいいような、俺の欲望をそのまま体現した人間を、俺が知っている人間を基に作り出したいんだ。俺が知っている奴を弄くって捻じ曲げて全く違う人間を、俺の都合通りの人間を生み出したいんだ。狂いに狂いきっているのような、そんな歪んだ欲望を、俺は「イイエ」をクリックした時に自覚してしまった。だからだろうか。画面は一瞬だけある文章を表示して消えた。表示されていたのは瞬きをする時間よりも短かったにも関わらず、俺の目はその文字をはっきりと捉えていた。 モウアトモドリハデキナイヨ
#作者です。#人生最恐のゲーム「ナ○シ ○ ゲ○ム」のイメージが頭から離れません。作風に出まくりです・・・。#しかし、ゲームで出ていた「TS」(ゲーム内でのDSの事)という単語に反応しまくってた自分がもっと怖い。#そんな夏の日です。明日はコミケでTSFゲームと漫画を狙ってきます。
一瞬の画面の暗転後、開かれたのは先ほどと同じく真っ白な背景のホームページだった。まず目に飛び込んできたのは「2-Select」という文字。見た目での判断ではあるがまず間違いなくTOPページに表示されあった物と色も大きさも同じ文字だ。そしてそのすぐ下には小さく「使用方法と使用上の注意について」と文章が書かれていた。文章には下線が引かれている事から、クリックすれば指定先のページに飛べるのだろう。それ以外は何一つ表示されていない、実にシンプルなページであった。気持ち悪さを感じるほど、シンプルなページ。俺はこのページから逃げ出すかの如く、下線が引かれている文章を速攻でクリックしていた。
>>1.使用方法について>>本サイト「2-Select」にようこそ【梶原清彦】様。・・・絶句した。いきなり来たよ。俺はこのPCからウェブ上に自分の実名を入力した記憶がない。にも関わらず、表示されたページにはしっかりと俺の氏名が載っていた。目を閉じて、大きく深呼吸。この行為を繰り返して明らかに動揺している俺の心を何とか落ち着けさせる事に成功した。色々ツッコミたい事があるが、とり合えずは使用方法について読んでいく事にしよう。まずは、それからだ。>>このサイトでは、指定した人物を変換する事ができます。>>ですが、最初にお断りしますがこのサイトにて文章を打ち込む行為は一切できません。「どういう事だ?」そこまで文章を読んだ時点で俺は思わず声をだして呟いていた。使用方法について、自分が想像していたのとは明らかに違っていたからだ。俺はどのようにその人物を書き換えるかを文章という形で入力する物だと思っていたからだ。しかし、どうも違うらしい。はっきし言おう。この時点では俺の心の中は期待ではなく不安で一杯になっていた。だが俺の目は文章を読み進めていっていた。
>>これから清彦様に数多くの提案を投げかけます。>>その提案に対して、清彦様は提案を行いたい場合は「ハイ」を選択して下さい。>>提案を拒否する場合は「イイエ」を選択して下さい。>>選択を行った際に、マウスの右ボタンを使用した場合は次の提案が表示されます。>>マウスの左ボタンを使用して選択された場合はそこまでで提案は打ち切られます。>>そして、それまで選択した提案内容通りに指定した人物を書き換えます。>>ちなみにキーボードでの選択は受け付けませんので、ご了承下さい。『以上までの使用方法についての説明をご理解して頂けましたか?』 ハイ イイエ
#ハイ
→ハイ>>続いて「NG」について説明を致します。>>これはこのサイトの使用者に対して、本来は不要な物でしょう。>>ですが、これからの行為に規格外の要素という『楽しみ』を提供する為に、敢えてこの機能を付属しております。>>「NG」には「提案番号」という数値が関わってきます。>>「提案番号」とは、清彦様に提示した提案件の順番数を指しております。>>例を挙げますと、1件目の提案の提案番号は「1」、20件目の提案の提案番号は「20」になる訳です。>>清彦様がこちらからの提案を確定した時点で(マウスの左ボタンをクリックした時点で)、当サイトで自動的に「NG」となる提案番号を設定します。>>その後、清彦様には「NG」となった提案番号を当てて貰います。>>当りました場合はペナルティは一切ありません。>>ですが、もしもハズレた場合は・・・>>設定した提案の内容が「逆転」して発動します。「・・・何だって?」俺は再び絶句の呟きを漏らしていた。
>>「NG」の例を挙げます。>>(例1)>>「性格をツンデレにします」という提案を「ハイ」と選択したが、NGになった。⇒「性格がデレツンになる」>>※即ちいつもはデレデレしているが、いざ行為をしようとすると力一杯拒否する様になってしまう。>>(例2)>>「アソコが名器」という提案がNGになった。⇒「アソコがガバガバに」>>(例3)>>「Aは自分の奴隷になる」でハイを選択したがNGになった。⇒「自分がAの奴隷になってしまう」>>尚、「NG」の数は1個とは限りません。但し「NG」を当てる際に個数をお教えしますからご安心下さいませ。>>「NG」を見破りペナルティを回避するか、敢えて「NG」になる事を見越して提案を選択するかは清彦様次第です。>>どうぞ、この緊張感をお楽しみくださいませ。『以上までの使用方法についての説明をご理解して頂けましたか?』 ハイ イイエ
>>『以上までの使用方法についての説明をご理解して頂けましたか?』 #ハイ
#ハイ##つまり最初の1件目は確実に叶うわけか。
>>最後に使用する際に以下の項目を守ってください。>>(1)このサイトの存在を他人に明らかにしてもいいですが、使用手順についての詳しい内容については言ってはならない。>>(2)上記の事を守れなかった場合は、貴方様が『どうなろうとも』文句は言わない。>>長々とした説明を続けても書いている者としてはつまらない事この上無いので、さっさと展開を進めます。>>それでは「2-Select」による遊戯を存分にお楽しみ下さい。俺が文章が読み終えると同時に、画面は真っ白になった。どうやら次の画面にアクセスしているようだ。・・・。何だか最後の方に心底どうでもいい、個人的な愚痴とも言える物が書かれていた気がしたが・・・?まああまり気にしないでおこう。数秒後に表示された画面は中央に黒い文字で書かれた文章が表示された、背景色が薄い灰色の画面であった。文章はこう書いてある。『2-Selectを開始しますか?今ならば引き返せますよ?』 ハイ イイエ俺は迷わず「ハイ」にカーソルを持っていくと、マウスの右ボタンをクリックした。すると一瞬だけ赤い文が表示された。 『デハ遊戯ヲオタノシミクダサイ』さあ、楽しい楽しいゲームの始まりだ・・・。
【提案】『書き換えは一瞬に行わず、日数をかけて少しづつ書き換わっていく様にして、犠牲者が変化していく様子を楽しむ仕様にしますか?』 ハイ イイエ・・・・。えっ、何?いきなりすげぇマニアックかつ外道な提案だよ?普通こういったのってソフトタッチから来るのが主流ではないのか??とは言えだ。そうだな、せっかく同居人を変えるんだし。やっぱ少し変わっていくという萌えシチュエーションを愛でながら楽しむってのは十分にありじゃん?という訳で、「ハイ」を選択。(この間、1.8秒)#こんな調子で延々と続きます。#皆様もどの提案が「NG」になるのか?を考えてみてください。
#いよいよって展開になって来たな…wktk
【提案】 『書き換える際に、肉体の変更よりも精神の変更を優先しますか?』 ハイ イイエ・・・えーっと。やっぱ男の精神の状態で可愛い女の子の肉体を陵jy(以下略)。という訳で「イイエ」。 【提案】 『お約束通りに、対象者の性別を逆転させますか?』 ハイ イイエ「ハイ」。(0.002秒で選択) 【提案】 『見た目は美人、美形にしますか?』 ハイ イイエうーん。別に美人でなくていいからなぁ。敢えて「イイエ」を選択かな。 【提案】 『では可愛い系にしますか?』 ハイ イイエ『では』って何だよ。『では』って。・・・「ハイ」を選択、と。
小犬「いつまでも忘れるなこの想い━━ッ!!」(訳:早く続きをー!!)
小犬「うおっ、まぶしっ━━ッ!!」(訳:人工無能じゃなくてコピペわろた。続き期待)