検察は1日、「韓国タイヤ趙洋来(チョ・ヤンネ)会長の息子である趙顕範(チョ・ヒョンボム)副社長が株価操作に関与していた疑いで捜査を進めてい
る。容疑はまだ明らかになっていないが、疑わしい点があるため引き続き捜査を行う」と明らかにした。韓国タイヤは財界では50位前後だが、趙副社長は李明
博(イ・ミョンバク)大統領の3番目の娘婿だ。この問題について大統領府(青瓦台)は2日、「容疑については検察が厳しく捜査を行うだろう」とコメントし
た。
株価操作疑惑に関与したとされる財閥オーナー一家の2世、3世
は、すでに検察に拘束されたLGグループ3世のク・ボンホ容疑者、斗山グループのパク・ヨンオ前会長の息子であるパク・ジュンウォン容疑者、さらにHグ
ループ創業主の孫、Aグループ創業主の孫、Kグループ会長の息子、Gグループ創業主の孫など、すでに10人以上に達している。
彼らは昨年の今ごろ、店頭市場コスダックに上場しているK社とD鉄鋼の株を個人的に購入した上で、自らが関係する財閥がグループ次元で投資を行っ
ているかのように宣伝し、また中身のない事業計画を公示するなどの手口で株価をつり上げ、不当な利益を得た疑いが持たれている。
市場ではかなり前から財閥オーナー一家の2世、3世による株価操作疑惑に関し、「疑惑」ではなく「事実」として認識されていた。市場関係者の話に
よると、すでに拘束されているク容疑者、パク容疑者、さらに捜査中のチョ容疑者以外にも、同年代の10数人が2006年から07年末にかけて市場に資金を
投入し始め、一部企業の株価を短期間に数十倍もつり上げて数十億ウォン(1億ウォン=約960万円)から100億ウォン(約9億6000万円)以上の売却
益を手にする仕手筋のような行動を繰り返していたという。彼らが狙いをつけたのは出来高が少なく株価操作を行いやすいコスダック上場企業だった。昨年「財
閥が注目している」として関心が集まったD鉄鋼などのケースでは、昨年春の時点では株価が9万ウォン(約8700円)前後だったのが、8月には146万
ウォン(約14万円)にまで高騰した。また複数の財閥オーナー一家の2世、3世らは、自らはまったく資金を投じないまま大株主として名前だけを公開し、個
人投資家らがその株に投資するよう誘導するという行為も日常的に行っていた。
つーか どんだけIMFとの再生条件「財閥解体」を無視してるのか
IMFにお手紙書きたい気分