2008-09-03 07:00:00

書籍購入補助制度

テーマ:社内
我が社には、
独自の「書籍購入補助制度」という制度があります。

僕は、実家が本屋ということもあり
乱読がすっかりクセになっている人間です。
人生の大きな転機となった色々な本や文章との出会いも
この賜物。

以下はあくまでも僕の考え、
これまでの40数年で感じていることです。
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「情報」は多ければ多いほどいい。
その中で、腑に落ちるものだけが自分の「知識」になるから。
だから、少数の「情報」からは「知識」は生まれない。
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「知識」に「品格」が伴うと「知性」になる。
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必要に迫られ強いプレッシャーがかかると
自分の「知識」の中から「知恵」が生まれてくる。
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これまでの人生の中で
僕はどんなピンチに陥っても
常に根拠のない自信を持っていたように思う。
それは、ピンチの際の強いプレッシャーを受けて
必死に自分の「知識」を深く探り混ぜ合わせていった結果
色んな本質(答え)を見出すことができてきたように思うから。
よく僕が言う『追い風を向かい風に変える』というスタンスも
これらのアプローチからきていることです。

つまり「知識」は
人生を切り開いていくための基礎体力。
社員の皆さんにも社会人としての基礎体力をつけて欲しい、
書物や文章が生き方や成長のきっかけになって欲しい、という思いが
「書籍購入補助制度」誕生のきっかけです。

「情報」を「知識」とするための目安は
・ 新聞 (毎日)
・ 経済誌や自分が気になるテーマの雑誌  (月10冊位)
・ 文庫本 (月3冊位)
もちろん僕はこの倍以上読んでいますよ。

ある一定のテーマの中で
ある一定の情報量を超えたら
それまでバラバラだった情報がつながり「知識」となる、
そうなればその後はどんどん面白くなるはずなんだ。
「知識」が増えれば増えるほど
知識欲が湧き上がってくるから。

面白くなるところまでいくための取っかかりは
何でも構わないと思う。
自分の生活とシンクロさせる部分があると
入りやすいかも知れないね。

我が社の社員の皆さんには
まずは月1冊からでも、自分の興味ある内容からでも、
読むことで情報を取り入れるという行為をぜひ始めて欲しいと思います。
人生は成長の場、成長は与えられるものではない。
「教えてもらいたい」「鍛えてもらいたい」という受け身の姿勢だけでは
もったいないよ!

・・・伝わるかなあ。
(僕の独り言で終わらないといいのだけど)

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