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メッセージ・ソング?

2008/08/31

airgyan2008-08-31

[]東京JAZZ 2008

今年も本当のこと知りたいだけなのに夏休みはもう終わりなわけですが、昨日でこの夏のライヴ(フェス)は終わりのつもりだったけど、今日も昼間は良い天気だったので外出。昨日の夜に有楽町を歩いていたら東京JAZZ絡みのフリー・ライヴ(TOKYO JAZZ CIRCUIT)が丸の内の丸ビルであったことを思い出して。定期でタダで行けるわけだしなあ、と思って、それと東京JAZZの本会場である国際フォーラムの中庭で行われていたフリー・ライヴをはしご。丸ビル行ったら丁度しょこたんこと中川翔子作品展がやっていたのでそれも見た。これがなかなかすごかったです。別にしょこたんブログとか全く読んでいないけれど、そういう偏見でこういうの見逃すと勿体無いなあと思った。

17時半から青木カレン@丸ビル・マルキューブ。青木カレンはRambling Records所属の女性ジャズシンガー。このブログ的にはカレンと言ったらカレン・ロバートだけれど(KARENでもない)、青木カレンはアルバムにquasimodeSaigenji中塚武さんが参加していて気になったはず。でも結局曲は知らなかったからただ聴くだけですが…。ヴォーカル、ピアノ、トランペットの3人編成。人はそんなに集まっていなかったかもしれないけど、良かったです。他の日には上原ひろみダニエル・パウター、Apple Store Ginzaでやっていたフレンチ・ジャズの人たちが出ていたみたいなので、日によっては人も多かったのかも。というか来ればよかった。

その後、丸ビルから徒歩5分もしないところで国際フォーラム。中でのライヴはチケット無いので見れないですが(昼はSLY & THE FAMILY STONEが出ていたみたい)、地上広場という中庭でフリー・ライヴをやっていたのでそれを観覧。こっちも結構人がごった返していました。ハイネケンの生ビールがいつものあのサイズで300円だった。安い!!3杯分で5杯飲めるよ。短時間だったからそんな飲んでないけど。丁度やっていたのはFUYU。どうやらドラムの人のソロ名義のようなのだけれど(Big Willie's Burlesqueみたいなものか)、トランペットとベース、そしてピアノがSOIL&"PIMP"SESSIONSの丈青でした。こんなところで見るとはビックリ。

でも新宿ピットインのスケジュールとかたまに見ていると、丈青ってソイルじゃないところで色々活動してるんだな〜みたいなことを以前思っていた。友人の日記曰く元晴は昨日犬式に参加していたようだし、ジャズってそういうもんか…というか。ロック・バンド好きで居ると、なかなか…自分のバンド以外何もしない人って一杯居るじゃん。メジャー・レーベルになると余計縛りが出来てそうなるからその感覚に慣れちゃってるところはある。改めて丈青のサイトで組んでる人の名前を見ると、スカパラの北原さんやAIRでやってる(という認識の)佐野康夫さんとかそういう名前があって面白い。今日のライヴの組み合わせは何故か書いていないけれど…。

今日のこのカルテットも滅茶苦茶かっこよく、トランペットの方の足元にはエフェクターが何台かあったり、ベースの日野JINO賢二さんは日野皓正さんのご子息。ちなみに昨日はa-nationのステージにも立っていたみたい(サポートで)。ちょっと速い曲ではロックバンドがちょっと動いたベースやってるみたいな次元ではなく、もうバッキバキでかっこいい。ほんとものすごくかっこよかったです。SOIL&"PIMP"SESSIONSって確かにすごいロックなんだけれど、決してロック・フィールドに抜きん出ていた存在では無い気がした。そう思うと、やっぱりマーケティングとかターゲティングとかポジショニングとかプロモーションによるものなのかなあ、とも思った。

それはソイル自身じゃなく、レーベル(ビクター)がってことで。(ジャズは通っていなかった、)新しい音楽を求めていたロック・リスナー、大人な雰囲気の音楽を求めていたロック・リスナー、生音で踊れる音を求めていたリスナー、みたいなところにすごくハマったのかなあと。EGO-WRAPPIN'や勝手にしやがれがもうそういう音の認知度は上げていてくれたし。でもソイルはその2つと違って歌も無いけど、J-POPで勝負出来ないことで逆に、“らしい売り方”が出来たんだろうなあ、という気がする。まあ、そんな風に考えて音楽聴くわけじゃないんだけど、でも…“あえてそれをしない”ジャズのかっこいいグループも居るんだろうと思ったんだよね。

たぶんそれって硬派な考え方というか。そういう人たちにとって、きっとまだロックって軟派なものなのかなあ。そう思われているのかなあ、と思ってね。ロックファンがチャート音楽のリスナーをバカにするように、きっとロックファンをバカにしているジャズファンって居るじゃない。ロックファンとしたら、そういうの嫌だなあって思うじゃん。自分がされて嫌なことはしたくないから、僕はチャート音楽をバカにしたくはないし、ジャズも純粋にかっこいいと思って聴いているもので。今の会社に入ってからは本当にリアルタイムのロックを聴くことが多くなったけど、家のiTunesの1/4ぐらいはたぶんジャズやジャム方面だと思う…そこまででもないか。

たぶん渋谷系にハマった後に広いジャンルを聴きたい欲が沸いて、前出のRambling Recordsを筆頭としたラウンジ・ミュージックが大好きだったから。ジャズがかっこいいなあとか思い始めたのはたぶんそこらへん。厳密にはクラムボンとかBen Foldsを始めとしたピアノ・トリオかもしれないけど、エゴや勝手にしやがれが入り口だったわけでもない。まあ今となってはエゾでは大野雄二をあんまり見ずに銀杏BOYZへ行った人間なんだけれども(笑)、良さが全然違うから比べ難いとしても、僕が自然と身体を動かしたくなるのは、ロックよりもジャズやワールド・ミュージックの風味の入った音楽なのは変わっていないなあ、と…こういうのを見ると思う。

その後はOmar Guaindefall。アフロ系のグループ?さっきまでとは全然違って、中でのライヴも始まったので人も少なめ。見ていて思ったのは、来年のフジロックはメンツ次第だなあと考えた時、「でももうマイブラ以上のアーティストは来ないだろうなあ(思い浮かばないもの。逆にミスチルとかピロウズとかぐらいしか(笑))」と思ったの。だけど、Femi Kutiとかが決まったら普通に見に行きたいとか思うんだろうなあ、と思って。ロックじゃないジャンルも広く好きなのは、フジや朝霧の影響だってゼロじゃないわけだからなあ。途中で会場を離れる。近くまで来たので、会社にちょっと忘れ物と印刷物を取りにいって吉祥寺へ戻って洗濯物が雨に降られてた一日。


  • 今更ながらエコ的なことについて書く予定。
  • 土曜は西が丘にサッカーを見に行きたいので(Honda FC)、来週末はライヴ無しかなあというところ。
  • 夏フェスも終わって今後はワンマンおおめ。9/9 Los Campesinos!、9/10 Tahiti 80(インストア)、9/13 Sense Of Wonder、9/15 GG08、9/15or16 Pia Fraus、9/20 ピロウズ、9/27 EPIC45/miaou、9/28 LINUS OF HOLLYWOODが今のところ9月に行くとか行かないとかそういう予定。GG08は前座が決まって、尚良いなあ。
  • あとこれもどっちかの日行きたいな。http://www.natsu-musubi.com/08/home.html
  • ロッキンオンの新しいのを読んでいたら、The Cinematic Orchestrahttp://www.myspace.com/thecinematicorchestras)の来日公演が10/3にある。呼び屋がSMASHじゃなかったから気付かなかったけど、フジロックと繋がりの深いBEATINKなので、きっと朝霧も出るんだろう。MySpaceにはライヴのスケジュール何にも載ってないけど。土曜ならメインステージの夜の後ろから2番目とか、すごく合うんじゃないでしょうか!
  • MySpaceで音聴きながら想像するだけでもやばいのですが、ああそれでもチケットがなあ(笑)…日曜は、“ふられたけど朝霧のチケットは取れた”、みたいな夢を見た。うーん、すごくリアル…(プラスマイナスのバランス的にも…)。きっとピロウズのチケット取れたから、そんな夢を見たんだけれどね。眠っている間はよく夢は見る人間なので。
  • でも、恋がしたくて会いたいわけじゃなくて、純粋に“会って話したい”という気持ちが強いだけといえばそうで…それは、かなわなくったって(ガッカリはするけど)、その人じゃなきゃ話せないことってたくさんあって。音楽の話もそう。そういう話が出来るためなら、それ以上踏み込みたくはない。会いたい人に会えないことが一番悲しい。そっちの方が失いたくない。でも、すでに何ヶ月か失っていたわけだから(笑)返事あるかなー、断られるより返事が無いのが一番怖い。
  • とか言いつつ最近聴いている曲の一つにbiceの"ただ恋しくて会いたいなんてね"なんて曲が。これが入っている"かなえられない恋のために"というアルバム、すごく好きです。
  • 復活のNATSUMENも出たりしないかなあ…当然雰囲気には合うはず。
  • 福田総理辞めたかあ。さすがに驚いた。早過ぎじゃない?最初から繋ぎって匂いはプンプンしていたけど、とは言えせっかく自分で立ったんだから、「選挙で戦えない」だとかそんな言葉に屈するなよ、って思うよね。最初からつとまるタマじゃなかったってことだよなあ。
  • ↑なんか安部さんの時も近いこと書いていたような気がする。でもそれでも、福田さんは他の人たちに持ち上げられた感が強かっただけに、ほんと使い捨てっていうかスパッと諦められたなあ。(党内が)
  • でも麻生さんになった方が喜ぶ若者は多い気がするけど、どうでしょ。
  • で、後任はオフトです(この流れで書くと混ざるな)。これまたビックリ。フットサルの時に「オフトとかになったりしてね」とか親会社の浦和サポの方に言われたりしてたんだけど、本当にそうなって今日二人で笑った。前回の浦和就任時は3-5-2だった気がするけど、果たして今回はどうだろうか?
  • むしろこっちにオフト貸した方がいいんじゃないでしょうか。→http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080901-00000128-jij-spo
  • 「プライド高いですか?負けたりすると悔しいですか?」みたいな話を飲んでいてしていたのだけれど、「天邪鬼なだけで、高かったらたぶんこんな人間じゃないだろうねえ」と。
  • 同じことをして競って負けても悔しいとは思わないけど、同じことをしてしまっている時点で、人と違うことを出来ていないことが悔しいとは思う、みたいなことを言っていたけどでもそうだと思う。僕は誰かと同じことをしたり誰かの真似や追ったりしたって、何にもなれないし何も生まれないからきっと。
  • 井の頭公園を歩いていたり新橋に着いたりすると、新学期なんだなあって実感。
  • 火曜日は朝起きた時からお腹が痛くてまいった。夜には吐き気が。風邪かなー。