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講談社は1日(月)、月刊3誌の休刊を発表した。総合誌『現代』は12月1日発売号、コミック誌『マガジンZ』は来年1月26日発売号、『クロスワードin』(編集:講談社エディトリアル)は11月14日発売号をもってそれぞれ休刊する。
『現代』は1966年創刊、ノンフィクションジャンルが高い評価を得ていた。同社では休刊理由を「月刊総合誌の市場は極めて厳しく、刊行し続けることを断念せざるを得ない」と説明。『講談社ノンフィクション賞』は継続して主催していく。『マガジンZ』は、休刊に伴い同編集部より刊行されている『月刊少年シリウス』が独立編集部として継続。単行本が好調だという。
また創業100周年記念出版として11月より2年間、文芸書、児童書、ノンフィクション、学芸書の各分野におけるベストセラー作家を中心とした『書き下ろし100冊』を順次刊行する。
そのほか関西圏情報誌『KANSAI1週間』についてサンケイリビング新聞社との業務提携を発表。地元密着の編集活動や広告営業などを移管し、同社では首都圏情報誌『TOKYO1週間』のコンテンツの一部提供と広告営業一部補助及び販売を受託する。
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