2008年9月 1日 (月曜日)

歩きながら・・・

人間の脳は、

「2項対立」という図式で理解するのが

分かりやすく出来ているらしい。

  

勝ち・負けとか

上・下とか

高・低とか

役立つ・役立たないとか

損・得とか・・・。

 

 

でも。

いのちに対して、

いや、

人生に対して、

そういう「図式」での思考は

どこまで有効か?

  

 

「リレーフォーライフ」というイベントで

ひたすら歩きながら、

確かめ、

考えてました。

 

僕自身の、人生に対する「覚悟」として。

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見届けたい「結末」

夕方に、電話が鳴った。

  

ウチには父、母、私の3人がいるけど、父はほとんど電話には出ない(出ようとはしない)。たいていは母か私が受話器をとる。

そのときは、母が夕飯の支度をしていたので、私が電話に出た。夕方と早朝の電話は「お葬式」の連絡の場合が多いので、出るのも緊張してしまう。

あらかじめ相手のナンバーを確認すると、「本州」からである。電話の相手は、本州の知り合いのお寺の奥さんだった。

そして、

「あぁ、KONOさんご本人が出てくださって良かった。ご両親が出たらどうしようかと・・・。」

とても恐縮しておられる。で、用件は???

「お見合いしませんか・・・・」

もう来年40歳になる私に、こういった「チャンス」は、もうないだろう。だから、気にとめていただけた事、ものすごく身に染みて有り難かった。

もしも、僕がここで、

「じゃ、喜んでお受けいたします。会うだけでも。」

と一歩踏み出せば、もしかしたら、「新展開」があるかもしれない。

  

・・・・・・・・・・・・・でも、

丁重にお断りさせていただいた。

  

色んな意味で「余裕」などない私のくせに・・・。

  

たとえ、

目の前に

「近道」への光がちらついても、

今の私には、

見届けたい「結末」があるから。

  

 

「回り道」がゴールに続いていないとしても、

この「気持ち」が途切れない限り、

もう少しだけ

  

  

貫いていたいのです。

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2008年8月30日 (土曜日)

明日は歩く……

明日は歩く……
ヘルペス真っ盛り?で絆創膏を貼った。
カッチョ悪いので、写メを画像加工してみた。
(早く治れ〜〜〜治りやがれ〜〜〜)

明日(30日)は、
《リレーフォーライフ北海道2008イン室蘭》
という
癌患者と家族の皆さんを支援し、癌という病が決して他人事ではない事や予防啓発などを訴えるイベントに参加する。

毎月「法話会」で訪問しているホスピス病棟のボランティアの会のチームのメンバーとして、交代しながら24時間ウォーキングのリレーをする……。

8月最後の週末で、お参りや法事や学習会…とお寺の仕事も忙しいので、24時間全部の参加はできないけど、

檀家さんの娘さんが実行委員長でがんばってらっしゃるこのイベント。
そこに込められたテーマや意味や願いと、できるだけ向き合ってみたいと思う。


でも。

どのくらい歩けるかなぁ。
24時間のウォーキングのリレーだから、真夜中も歩くんだなぁ。

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2008年8月28日 (木曜日)

ヤツの登場…

あ〜あ!

昨日の夕方くらいから、唇の下あたりがムズムズ。

もしかして……!「ヤツ」が現れる前兆かも!!

そして夜になって、やはり唇の下に「水疱」ができ始めちゃった。

そう、【ヘルペス】君の登場であります。2年ぶり?

これが瘡蓋(かさぶた)になって消える迄、また2週間以上かかるんだろうな……とブルーになる。


それにしても、ヘルペスだなんて。お盆参りツアーとか夏の疲れが今ごろ出てきたのか?
自分としてはすでにスッキリとリフレッシュして、秋に向けて歩き出しているんだけどな。

あ〜あ。
唇の下の違和感が気になって、早起きしちゃった。

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2008年8月26日 (火曜日)

久々に杉さま金さん

久々に杉さま金さん

先日ある場所で、たまたま杉良太郎の「遠山の金さん」を見た。
それはCSチャンネルのテレビだった。

杉さまの金さんはオンタイムではさすがに見てはいないが、僕が中学生の頃、毎日午後2時から再放送をやっていて、録画して見ていた記憶がある。

小6卒業の春に旅行で京都の太秦映画村に行った影響で、すっかり時代劇にハマりきっていた中学生時代の自分。
テレビ画面の中に映る江戸の町と、映画村のオープンセットを背景に自分を撮った記念写真をじっくり見比べて、
自分が立っていた辺りのセットを杉さま(金さん)がテレビの中で歩いているって確認できただけで、すっかり興奮していたのである。

そして、英単語や数学の公式や日本史の年号を暗記するのと同じように、
時代劇ヒーローの決め台詞を暗記しては悦に入ってた。

《数ある華のその中で、江戸八百八町に紛れもねぇ、背中に咲いた桜吹雪……見忘れたたぁ言わせねぇぞ!!》


う〜〜ん。久しぶりに見たけど、
さすがに杉さま、カッチョいいぜ。遊び人金さんと遠山奉行の「落差」が痛快だ!

ちょい昔にはこんなに面白い時代劇が毎日あったのにね。
気がつけば、ホ〜〜〜〜〜ントにテレビの時代劇が減ったな。

寂しいね。

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2008年8月24日 (日曜日)

窓の流れ星

天気に連動してしまう「気持ち」がある。


こんな天気の中を出掛けて行った人を心配して、不安になるときがある。


曇った空も
強い雨音も
窓を揺らす風の音も
窓を伝う雨の滴も

不安をさらに増幅させる。


アイツ大丈夫かな?

やがて………

フツーにメールが届き、
思わず僕は苦笑いする。

心配してた自分が悔しくなったりして。

でも、
無事に帰って来たら、

もっと
優しくするんだ。

ちゃんと
話を聞くんだ。


アイツとの時間を
噛みしめるんだ。


窓を伝う雨の滴が
流れ星の様に
キラリと落ちた。

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