このうち、県立倉敷古城池高校では29回目となる「藤花祭」がきょうから始まりました。ステージでは2年生がクラスごとにダンスや太鼓の演奏を披露しました。2年6組の発表では男子生徒が女子生徒に扮して登場。会場は女子生徒らの歓声に沸いていました。2年1組は和太鼓の勇壮な演奏を披露。訪れた生徒を魅了しました。一方、1年生の展示も負けていません。ビッグバンそれぞれのクラスが工夫を凝らして仕上げた力作が並びます。「トリックアートの世界へようこそ」1年7組は大きさや長さを錯覚させるものや3次元の現実ではありえない図形などさまざまなトリックアートを展示しました。うさぎとあひる□ たてとよこの線、また1年5組は他のクラスとは一風変わって、モアイ像の神秘を追究しました。このほか、来年迎える30周年にあわせ、マスコットキャラクターの投票も実施。生徒らが最終候補に残った2つのキャラクターに投票していました。藤花祭はあすは体育の部が行われます。
テーマ「歓天城地」 中高一貫校として2年目を迎えた倉敷天城高校の文化祭は中学・高校の全校生徒999人が一丸となって取り組みました。こちらは全校生徒による共同制作です。アンリ・ルソーの「夢」をモチーフに広告を使ったちぎり絵で、縦およそ8m・横およそ9mの大作に仕上げました。ステージでは音楽部による演奏や学年を超えて編成されたブロックチームによる劇やダンスなどが披露され、大いに盛り上がりました。また、各教室では文部科学省のスーパーサイエンスハイスクールに指定されている天城高ならではのユニークな展示が行われました。一方、中学生たちも負けてはいません。中学のサイエンス部のメンバーは今月7日に里庄町で開かれるロボットコンテストに出場する4台のロボットを展示しました。学園祭の最後には、ブロックパフォーマンスが行われ、手作りの揃いの衣装を身に着けたメンバーよるダンスが披露されると東雲祭は最高潮を迎えました。生徒たちは、中高一貫校として新しい天城の時代を築いていこうと熱く燃えていました。