2008年9月2日 21時17分更新
自然破壊や伝染病のため、世界中で急速に数が減っているカエルの保護を訴える展示会が岡山市の動物園で開かれています。
この展示会は、岡山市の池田動物園が、世界各地の動物園や自然保護団体が協力して行っているカエル保護のキャンペーンの一環として開いたものです。
会場には、カエルの住む水辺を再現した水槽が設けられ、県内の水田などで見られるヌマガエルやニホンアマガエルが展示されています。
また、パネルも展示され、川や沼の埋め立てや伝染病のために、世界のカエル5200あまりの種類のうち、およそ3分の1が絶滅の危機に瀕していることが説明されています。
池田動物園の飼育員の赤迫良一さんは、「岡山市内でも田んぼの埋め立てでダルマガエルなど今まであたりまえのようにいたカエルが減っていて保護が必要になっています。」と話していました。
この展示会はことし12月まで開かれています。