2008年9月2日 21時17分更新
政令指定都市への移行を目指して準備を進めている岡山市の高谷市長は2日、総務省を訪れて、来年4月1日に政令指定都市に移行できるよう要望し、増田総務大臣は移行に向けて必要な作業を進める考えを示しました。
来年4月の政令指定都市移行を目指している岡山市は、移行後に新たにできる区役所の整備や、県からの権限委譲などの準備を進めています。
2日は岡山市の高谷市長らが東京の総務省を訪れ、増田寛也総務大臣に来年4月1日に政令指定都市に移行できるよう要望しました。
これに対し増田総務大臣は「政令指定都市に移行できるよう事務方に指示をしておく」と述べ、移行に向けて必要な作業を進める考えを伝えました。
要望の後、岡山市の高谷市長は「政令指定都市移行がほぼ確実になったことを増田大臣から直接、うかがい安心した。今後、移行に向けて必要な作業を進めていき、中国・四国地方の拠点都市になれるよう取り組んでいきたい」と話しました。
岡山市によりますと、総務省での作業などが順調に進めば、来月にも閣議で政令指定都市への移行が決まる見通しだということです。