2008年9月2日 21時17分更新
新見市で2日、地元の小学生が森の木に手作りの巣箱を取り付ける作業を行いました。
巣箱の取り付けが行われたのは、新見市西方の森林公園で、2日は西方小学校の5年生と6年生、あわせておよそ30人が、標高500メートルの山の頂上に近い森に集まりました。
子どもたちは、県の職員などから巣箱の取り付け方についてアドバイスを受けたあと、あわせて15個の巣箱を雑木林の木に取り付けました。
子どもたちは、小鳥が好む、風通しが良くて、見通しの良い木を選んでは、はしごをかけて高さ3メートルあまりの場所に巣箱を取り付けていました。
西方少学校が巣箱を設置するのは今年で4回目で、学校によりますと、これまで取り付けた巣箱のおよそ60パーセントが、鳥の住みかになっていることが確認されています。
5年生の児童の1人は「はしごに登るのは怖かったけれど、鳥が入って住んでくれればよいなと思っています。」と話していました。