2008年9月2日 21時17分更新
先月30日から始まった建築物防災週間にあわせて、岡山市は2日、市内のホテルやスーパーマーケットで、防災設備が整えられているかどうか点検を行いました。
岡山市は毎年、建築物防災週間にあわせて大勢の人が集まるホテルや大型店舗の点検を行っていて、2日は、JR岡山駅前のホテルに市と消防署の職員、あわせて4人が訪れました。
職員らは、災害時の避難経路となっている廊下や階段を歩いて、客を誘導するための案内板が分かりやすく取り付けられているかや、障害物が置かれていないかを点検していました。
また、火災が起きた場合に燃え広がるのを防ぐための防火扉やシャッターなどの設備を確認し、いざというときにきちんと作動するかや、ホテルの従業員が設備の位置を正確に把握しているかどうかなどを調べました。
点検を行った岡山市建築指導課は「被害が大きくなる恐れのある場所は、普段から点検を怠らないことが重要だ。ホテルや大型店舗を利用するみなさんも、避難経路を十分、確かめるようにしてほしい」と話していました。
岡山市の防災設備の点検は、4日まで市内のホテルやスーパーマーケットで行われます。