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■ビジネスレターのチェックポイント |
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1.横書きが原則
2.内容が正確か
3.目的が統一され簡潔か
4.誤字や脱字がないか
5.誠意と礼をつくして書いたか
6.トラブル防止のためコピーをとったか |
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■社外文書の構成 |
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● 記号・番号 |
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手紙の内容や種類、会社組織や取り引き先などを分類し、記号・番号をつけておけば後で確認や照会をするのに役立つ。 |
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● 日付 |
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西暦か和暦で。日付は発信日。国内宛は元号が主流。 |
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● 宛名 |
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略称でなく正確な名称を書く。会社・団体宛の場合は「御中」、役職名をつけた個人宛の場合は「様」、多数の個人宛には「各位」とする。 |
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敬称の付け方 |
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× 悪い例 |
○ 正しい例 |
株式会社○○殿 |
株式会社○○御中 |
○○株式会社殿 |
○○株式会社御中 |
○○課長様 |
課長○○様 |
○○課○○課長様 |
○○課長○○様 |
○○先生様 |
○○先生 |
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● 発信者名 |
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所在地、社名、所属・肩書き・氏名の順に書く。所在地は略すこともある。 |
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● 件名 |
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内容や趣旨がわかりやすい簡潔なタイトルをつける。(「お知らせ」「回答」「照会」など) |
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■1)前文 |
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● 頭語 |
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頭語と結語は対応した適切な用語を使う。 |
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頭語と結語の正しい使い方 |
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種 類 |
頭 語 |
結 語 |
普通の場合 |
拝啓 |
敬具 |
丁寧な場合 |
謹啓 |
敬白 |
急ぎの場合 |
急啓 |
早々 |
前文省略の場合 |
前略 |
草々 |
返信の場合 |
拝復 |
敬具 |
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● 時候の挨拶 |
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○○御中、のような団体にあてたものには省略する。また相手からの来信の場合も省略するのが一般的である。(一般手紙文、時候の挨拶参照) |
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● 安否・感謝または陳謝の挨拶 |
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時候の挨拶に続けて、相手の健康や繁栄を祝う言葉を書く。さらに続けて、日頃の取り引きなどについての感謝の言葉、または陳謝の言葉を加える。(表1) |
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表1 前文での感謝や繁栄を祝う言葉 |
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(例)お礼のことば |
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・先日は種々ご教示にあずかり厚く御礼申しあげます。
・過日は何かとお手数をおかけし、恐縮に存じます。
・まずは略儀ながら、書中をもって御礼申しあげます。
・まずは、とり急ぎ(とりあえず)御礼まで。 |
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■2)主文 |
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前文と区別するため改行して書き始める。簡潔で正確に書くことが重要であり、そのポイントは、
1.まず手紙の用件を書く。(表2)
2.できるだけ文章は短く区切り簡潔にまとめる。
3.各文、各段階を接続語(さて、なお、ついては)でつなぎ、論理的に展開する。
4.内容が複雑な場合は、箇条書きなどを用いる。 |
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表2 主文の書き出し
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■3)末文 |
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● 末文の挨拶 |
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要点を簡潔に繰り返して強調し、主文を締めくくり、頭語に対応した結語を書く。(表3) |
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● 記 |
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主文の用件、内容が複雑な場合、ポイントを主文から独立させ箇条書きにする。 |
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● 添付書類 |
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同封した書類などの名称、番号、数量を書いておく。 |
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表3 主文の締めくくり |
通知 |
まずは
とりあえず
とり急ぎ
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→ |
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ご通知
お知らせ
ご一報 |
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→ |
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申しあげます
まで
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案内
(依頼) |
まずはご案内まで(まずはご依頼まで)
ご案内かたがたお願い申しあげます |
お願い |
よろしくご指示のほどお願い申しあげます
今後とも倍旧のお引き立てのほどお願い申しあげます
書類を送付させていただきますので、ご査収のほどお願い申しあげます |
照会 |
まずはご照会まで
とり急ぎご照会まで
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お断り |
残念ながら貴意にそいかねますので、
あしからずご了承くださいますよう、お願い申しあげます |
後便・後日 |
詳しくはいずれ拝顔のうえ
詳細は近いうちにお伺いしてお話し
委細は後便にて |
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申しあげます |
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■社印・捺印の押し方 |
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