「台湾を『国家』と呼んだ極端な右翼」「猟銃で撃ち殺せ」。中国のインターネットの掲示板には二日までに、退陣表明した福田康夫首相の後継として本命視されている自民党の麻生太郎幹事長を攻撃する書き込みが相次いだ。
中国で「タカ派」として知られる麻生氏への強い警戒感を示しているといえそうだ。
ウェブサイト「天涯社区」には、麻生氏について、台湾は「法治国家」と発言したなどと紹介する文章が掲載された。このほか「中日関係は厳冬期に入るだろう」と警戒感を示す意見や「中華民族の利益のために、あらためて反日(行動)の準備をしよう」と呼び掛ける書き込みも寄せられた。(共同)