首都圏放送センター

2008年9月3日 0時8分更新

東北新幹線の天井に穴 落雷か


2日夕方、栃木県内の駅で停電の影響から運転を見合わせていたJR東北新幹線の車両の天井に、直径2センチほどの穴が見つかり、JRで原因を調べています。

2日午後6時半ごろ、東京発那須塩原行きの「MAXなすの263号」が、栃木県の小山駅に停車しようとしたところ、「ドーン」という音とともに停電が起き、列車が駅から発車できなくなりました。乗客から、「天井に穴が開いた」という通報を受けて、車掌が確認したところ、8両編成のうちの5号車の天井部分に直径2センチほどの小さい穴が見つかりました。このトラブルで乗客にけがはなく、JR東日本では運行の安全性に問題はないとして、5号車の乗客15人を別の車両に移して、およそ45分遅れで小山駅を出発し、今夜、7時40分ごろに那須塩原駅に到着したと言うことです。
JRでは、落雷によって穴が開いた可能性もあるとして、車両の状況を調べています。